フルコンタクト空手の虐め稽古。
朝のTV番組でフルコンの道場の練習風景がきつ過ぎて「やりすぎではないか」とか、「稽古という名の虐めではないか?」と、
どう思うか? などとやっていた。
結論から言えば、、
他人がどう思おうと、やりたければ続ければ良いし、嫌ならやめればいいだけだろう。
日常の稽古の様だし、特にこの日だけ指導員が感情的になっている訳でも無いという事だから、こういう方針の道場なのでしょう。
道場主も取材に、きつい稽古を乗り越える事が成長に繋がる、安全には十分配慮していると言っていた。
頓珍漢なのは、、その後コメントを求められた、極真の岡本氏とか、その他の指導者の話。
そろって「うちの道場は安全面で気を使っているからあそこまできつい稽古はしない。 ヘッドギアも着用するからうちの稽古は安全です。」
などと言っていた。
自分なら、、迷わず直ぐに止めさせる。
稽古がきついとか、虐めのようだとか、、言う以前に、指導者の資質の問題。
空手を教えられない指導員に学ぶ事は時間の無駄だから。
受けも捌きも、教えず、ただただサンドバックのように殴るだけの殴り合いで何を学ばせる?
指導者なら大きい人間とやるときにどういう戦い方をすればいいのかを教えるのが仕事でしょうに。。。
それを、ヘッドギアがないから危険だとか、、ピントはずれのコメントを出す連中もそろって同じレベルなのだ。
そのことの方が、、悲しくなった。
子供が打つときは、指導員は身体を固めて打たせるだけ、、、、
今度は子供を攻撃して、、子供は打たれるだけ。。。こんな稽古で何が学べるのか????
受けたり、流したり、間合いを計ったり、間合いを詰めたり、技に合わせたり、相手が打つ前に打ったり、、、、
出来る事は、教える事はいくらでもある。
こういう事をやらないと、只の力勝負で小さいものは勝てない。
この指導者は全く自分も出来てないし、ましてや子供の指導など出来るはずも無い。
そういう指導が全く出来ない道場では何も学べない。
始める時にそんな知識があるわけも無く、道場選びは運任せとは、、、
大会組手で育った指導者がほとんどを占める世界だから仕方が無いが、、,,
率直にかわいそうだし、やる気が報われない事がもったいない。
安全面とか、ヘッドギアの問題ではないのだ。。視点が全く違うし、経験が無いから教えられないのだ。
練習をすればするほど劣化する世界に見えてきた。。
黒帯の指導員、何度も小学生を攻撃したが、当たってもダメージが少ない。
決して手加減ではない。 利かないパンチなのだ。
パンチの打ち方も、蹴り方も中途半端で効かないのだ。。。
当たったら効かせろ、、それが空手だ。
効くパンチ、効く蹴り、だったら 小学生相手にあれだけ激しい攻撃にならない。。
「死んでしまうかも」と、、、、、怖くてあんなに激しくは蹴れないもの。。。
悲しいかな極真空手、、もう三十年も前に私の師範が言っていた事が未だに続いている。。。。