唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

横峯式教育法、 スーパー保育園

2010-05-09 22:23:40 | インポート
 エチカの鏡、何度か見た横峯式教育法法の保育園のことをやっていた


 何度やっても跳び箱12段が跳べない園児。

 12段に挑戦している時点でものすごいが、ここでは、常識。

 しかも、特別なところではなく、ごく普通の一般の保育園。子供は天才だから、できると言う。

 この子は、よく泣く。 先生は、きつい口調で叱る。

「泣いていて、跳べるの? 本当に跳ぼうと思っているの? 泣いていたら跳べないよ、しっかりしなさい 。」

しかし、心は優しい。

 先生本人も言っていた。  可愛いから、叱ってやる。

 これから、小学校に行ってもくじけないで、済む為に。

 愛情を持って、厳しくする。
 強い男に育てるにはこれしかないと思う。  ここでも、再度確信した。

 そして、子供は愛情を感じる。確実に感じている。

卒園式で、両親宛に手紙を読むシーンがあったが、 全て、ありがとう。

お父さん、お母さんありがとう。

 洗濯してくれてありがとう。 ランドセル買ってくれてありがとう。ご飯作ってくれてありがとう。優しくしてくれてありがとう。

 ありがとう。ありがとう、ありがとうばかりだった。  

 そして、もう一つ、頑張る、小学校でも頑張る、 勉強頑張る、がんばる、頑張る。

 愛情を持った、厳しい教育は、心も確実に育てていた。

  
 運動会で、手を繋いでゴールするアホな学校があるが、それと比べてみればいい。

 追跡調査をして、どちらの教育を受けた人間が社会で役に立つか、社会で勝ち残っていくか?

 横峯理事長が言っていた、 今までは、ママゴト、 これから勉強して頑張る事。
 どれだけすごいのか?
 厳しさを、子供の頃から教えることも大切だ。 
 
 

 自分も厳しく育てられた、 しかし、愛情は感じなかった。

 父も母も鬼のように怒っていた。 声が出ないほど泣いていた。 恐怖心で萎縮していた。 
 
 
それでも、甘やかされるよりはましだったろう。
甘やかされれば、全ては終わる。

 今の自分があるのは、厳しくされた時期があったからだ。 感謝しろ俺。

  
 


甥っ子、番外。

2010-05-09 08:59:41 | インポート
 自分からみたら、甘やかされすぎと感じる甥っ子だが、何も、人間、厳しく育てられなかったらうまくいかないとは思っていない。
 

 平和な今の日本では、いくらでも職業の選択肢がある。
根性が無かろうが、無理がきかなかろうが、いくらでも成功する事はあると思う。

 例えば、政治家や、大企業のサラリーマン、親の後を継いだ経営者などの中にも、甘ったれのボケ人間は多くいると思うが、問題なくやっている場合もある。

 例えば、鳩。 一国の総理になった。

 安全保障について勉強不足でした、ハイすいません。 これで済ませてしまう。
 
 普通、政治について勉強不足な事を自覚していれば、総理大臣になるか?
 怖くて、一国の命運を預かれるか? 

 それが、出来てしまうと言う事は、よほどの馬鹿だ。
 親からの月、一千五百万円の仕送りをもらっていた、典型的などら息子。

こんなアホでも、総理をやっている。
それまでも長い事、国会議員をやっている。   根性無しでも問題なし。

 ただ、
 ヘリコプターの運転が出来ないのに、家族を乗せて、ヘリコプターで旅行に出る人間はいるか?

 誰もしないだろう。。。 落ちれば、死ぬから。  自信を持って運転できる様になって初めてヘリコプターのパイロットになるだろう。
 
 馬鹿な鳩でもこれ位は判るだろう。

 しかし、鳩は日本国の首相に乗った。 落ちて死ぬ瞬間が無いから、自分の命が、かかってないから、 痛くもかゆくも無いから。

 だが、事の重大さは、一家が死ぬ事よりも大変な事態を生む。

 しかし、鳩が首相でも日常は動いていった。 駄目さが曖昧で目に見えない職業だから。

 大企業のポスト、然り、 世襲のボンボン政治家然り、

 何も、厳しさを植えつけられて無くても、母親目線で甘やかされて育てられても、何となくうまく行けているケースは、たくさんある。
 
 
 平和な日本だから。ごまかしのきく職業は色々ある。

 しかし、甥っ子は、プロゴルフアーを目指しているのだ。まさにヘリコプターの世界だ。 だから、思う。

 
 ごまかしはきかない。 強いか、弱いか? これだけだ。

 
プロゴルフアーになると言うから、そう言った。
 
 
そして、もし他の職業に着くとしても、実力で、勝負できる人間になってほしいから。


 

 

 
 


甥っ子 その3」

2010-05-07 23:04:40 | インポート
 プロゴルフアーを目指す甥っ子。  考ええば考えるほど色々出てくる。

自分が、小学校に上がる前の話だ。

真夏の暑い日、町営プールに行きたくて親にねだった。 願いが叶い、行っても良いことになる。

往復のバス代、プール代きっかりのお小遣いをもらって出かけて行った。

炎天下、バス停まで、約1キロを歩き、バスに乗りプールへ行く。
プールで楽しんで、帰り道、バス停までの途中にお店がある。

みんなプールから出てきて、ジュースやらアイスやらを買って店先で飲み食いしている。

 自分も喉が渇いていた。 何か買いたいと思ったが、 持っているのは確か40円位。帰りのバス代だけだ。

 買って食べれば、帰りは炎天下を歩く事になる。

しかし、幼い頭脳は、あまり先のことは気にしない。  どうしても喉が渇いた。  みんなが飲み食いしているので我慢ができなかった。
30円のアイスクリームを買って食べてしまった。 40円では、ジュースは買えなかったから。

 さあ、食べ終わって、やっと現実に戻る。 他の人は当然普通に帰れる。

しかし、自分はバス代でアイスを買ってしまった。

 仕方なくとぼとぼと、歩き始めた。 歩き始めるとまた喉が渇く、金は無い、仕方なくただただ歩いてやっと家まで帰ってきた。

 家には、祖父がいた、事の次第を聞いてくれ、一緒にいたら何でも好きなものを飲ませてあげられたのにと言ってくれたのを思い出す。

 

こんな俺とは全く無関係。

 時代も違うが、甥っ子は アイスなど食べ放題だ、しかも、子供の頃からハーゲンダッツだ。

そんな甥っ子を見ていると、
 100円のアイスを食べるのを贅沢だと思っていた自分には、カルチャーショックに近いものがあった。

 
 そんな環境で育った自分でも、極真空手のアジア大会が精一杯だった。

本当にプロを目指すならもっと壮絶な体験をさらっとこなせるようではないと無理だと思うが、

 この甥っ子に自分が何を教えられると思っているのか、母親は自分に頼る。

 人種が違いすぎるし。 考え方が違いすぎる。

 自分でいいと思うようにやればいいと思う。

 俺なら、ハーゲンダッツを 子供に気安く与えるような事はしない。
 車で送り迎えをするようなこともしない。

 
 強くしたいなら、愛情を持って鍛えてやるだけだ。

 

 

  

 


甥っ子、従兄弟。 つづき

2010-05-07 20:06:20 | インポート
 それが、何時のまにか、ボートをひっくり返しても裏返ったボートの下にしがみつき落ちないようになった。そして隙間に出来た空間で息をしている。

 しかも、ボートをもう一度反転させると、つかまったまま、水面から出てくるようになった。 その時の勝ち誇った顔と言ったら無かった。

 そんな事ばかりやっていじめていた。

 従兄弟は祖母に、自分を怖い人と言っていたという、 
「鳴かぬなら殺してしまえだよ、直樹ちゃんは。」こう言っていた。

 親戚のみんなはとても仲のいい従兄弟だと思っていたと思うが、実は裏ではこういう関係だった。

幼い頃からの付き合いだったし、東京で育った従兄弟だったが野生児だったから、可愛がり甲斐があった。
 
 実家に遊びに来た時、当時、立つと従兄弟と同じくらいの身長になる柴犬が抱きついていったが、半分怖がりながら、自分の顔の前にある頭を一生懸命なでていた。

 犬小屋で犬と一緒に寝ていたこともあった。 こういう奴なら遊べる。

 
 方や、甥っ子は。 
 好き嫌いが激しい。 野菜が食べられない。

しかし、母親は、「トン汁が飲めるようになったよね、偉いよね。」といって褒めていた。
 俺は、3日くらい何にも食べるな、そしたら食えるから、
 甥っ子、死んじゃうよ。
 俺、 死ね。

 しかし、ショックみたいだッたので、フォロー。
   少しずつ食べられるようになるから、大人になれば。 だと。

その他にも、母親、祖父母が次々に、これ食べる、あれ食べるかと、甥っ子に持ちかける。

 甥っ子は、嫌なものは、お母さんといって母親に渡す。

すしが出てきた、

祖母が、私のも食べるかい?
甥、 すしあんまり駄目だから。
祖母、 好きなのだけ食べれば?
甥、 なま魚好きじゃないから。
祖母、 じゃあ、上とってご飯だけたべるかい?

   もうやってられない、 これだけ甘やかされば、駄目だ。

 母親目線で育てられた人間で、根性あるやつを見たことが無い。

しかし、母親も、祖母もそれに気が付いてない。

こんな甥っ子を俺に預けたらトンでもない事になる。 それくらい俺にもわかる。
従兄弟みたいな関係にはなれないだろう。

 人生どう転ぶか判らないから、これからどうなるかは判らない、、、成功してほしい。

 

     しかし、自分は、見たことが無い。 
 


甥っ子。

2010-05-07 19:43:04 | インポート
 
 祖母の17回忌で、久しぶりに甥っ子にあった。

 小学5年生、身長が高くなった、と言うより、 足が異常に長くなっていた。

前回会ったのは、3年前位だと思う。
 
 実家は小さいゴルフ場を経営していて、親や周りの影響でゴルフをやっている。
 ここ数年は練習場で息子をプロ選手に育てた、そのお父さんについて、本人も本格的にプロへの意識を持ってやっているようだ。

 栃木県で小学生の部10位の腕前。

その姪っ子が、自分の席の隣についた。

 プロになると言うから、説教をしてやった。

 日常生活の大切さ、 積極性の大切さ。 心持の大切さ。 考え方の大切さ。  異常なくらいの独自性の大切さ。 周りを気にしない自分を信じきる大切さ。  時間の大切さ。 積み重ねる事の大切さ。
思い込みの大切さ。 

 とにかく、普通に考えていたらまず、プロ選手などになれない。 執着が強くならないと無理だと言う事。
 最後は、人間性、根性の勝負になること。

 偉そうに色々な事を会話の中で、話してやった。

 母親は、俺に何が出来るか判っているのか知らないが、事あるごとに一緒にラウンドしてあげてくれないかという。

 俺はゴルフは初心者だし、俺のやり方で甥と接すれば、甥は無理だろう。

ガキの頃から両親の厳しい対応の中で育ち、 外で一人で遊びまわり、長距離ランナー、極真空手と歩いてきた自分とは、道が全く違うから、無理だと思う。 たぶん面白いやつだと思えば自分からいじっている。

 他の従兄弟にそうしたように。

 18才年の違った従兄弟は猛烈に可愛がってやった。 プールに連れて行けと言うから、連れて行った。 25メートルを、100本泳ぐと約束で。

そいつは、本当に100本泳いだ。当時小学低学年。 途中自分に邪魔をされたり、本数を取り消されたりしながらも、腐らずに最後まで泳いだ。

 
 足の立たない流れるプールでは、俺に何度もほおり投げられた。 水面から頭を出すと、間髪いれずにまた、投げられ息も絶え絶えになっていた。
岸に着かないから、必死なって俺に抱きついてくる。 

 助けて、助けてと、大声で笑っていたが、、、泣きたかっただろう。

 ボートを借りて乗せても、直ぐにひっくり返して、上がって来ると顔にバシャバシャと水をかけておぼれさせてやった。