唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

呼吸機能検査。

2014-08-15 10:49:11 | 間質性肺炎
 8/15

 【今日のバイタル】
 血圧    87-59。    
 脈拍    75。       
酸素濃度  95%        
体温     36.8℃ (何もなければ高い方がいい。体温1度上昇で免疫力5倍)
               最近少し高めで37度前後。

 【昨日のバイタル】
 血圧    78-56。(看護婦さんと話が盛上がり当初はまさかの上117、やり直し)
 脈拍    71。       
酸素濃度  93%        
体温     36.7℃ 

呼吸機能検査。
「はい、吸って、吸って、吸って、、、はい止めて、思いっきり吐いて、、、」とか、検査官の指示の元で誰かが検査をするのを隣の部屋で心電図の検査を受けながら聞いてました。 
  面白、おかしく。
 その検査に自分が呼ばれました。 
こちらがげほげほしているので、検査官の気合の入り方が中途半端で逆に面白かった。。



お盆から連想。

2014-08-13 19:56:48 | 
  【お盆からの連想】 

 幼少時の体験は人格形成に大きく影響する。
 
 マッサラなPCにソフトが入れられるようなもんで、そこが全てを決めてしまう。

 
 親がサラリーマンなら、毎月決まった給料をもらうのが当たり前との感覚が入る。
 農業なら、いくら丹精込めて作っても天候次第で水の泡となる事もあると悟る。
 マンションで育つのと、田舎の広大な土地の上で育つのでも違う。
 スイッチを押せば暖かくなる家と、自分で炭をおこして暖を取るのが当たり前の家。
 カーテン閉めて、風呂はガス。一方、雨戸をたてて、薪で風呂を炊く。
 受験勉強が全てで成績が良ければ褒められる人生と、間伐、草刈、野良仕事を手伝ってその上で勉強しろと言われる人生。
 豊かな経営者の親の元に生まれるも、幼少時に倒産し一家離散。
 親の顔を知らないで育つ、親に虐待されて育つ、親に関心を持たれないで育つ。
本当に様々です。 
 

お盆-飾り付け、お迎え、お見送り、来客、ご馳走。
十五夜-ススキ、秋の味覚、のお供え。
年末-臼杵での餅つき、門松の松の調達、家財道具を出しての大掃除、おせち料理。
年始-餅つき、神棚お供え、年始会、年始来客。
節分-豆まき、鰯の頭、蔵、稲荷様、弁天様、権現様、山ノ神。
山ノ神-もち米、あんこ飯、
地蔵っこ、閑散期、お雛様、鯉のぼり、地域の協力人力での田植え、池さらい。


遊びは、
山の中に秘密基地、缶蹴り、凍った道路で自転車タイムトライアル、竹馬、ため池でのスケート、爆竹、メンコ、ベーゴマ、自作の凧揚げ、ロケット花火の打ち合い。

多彩な環境で育った事に 本当に 感謝。 

周りに対して、「なんで知らないの?」 ばかりのはずだ。

反対にこちらも、何でしらないの?と、やられた。
  小学6年で、ボーナスを知らなかった。 俺一人。
  4畳半で部屋が作れなかった。  トーストを知らなかった。
  
しかし、サラリーマンになり、みんなが知っている事は全て知った。(知識で)
 周りは大人になっても自分の知っている事をしらない。

 周りとは感覚が違う、そして周りは知らない世界、違う感覚を理解できない。
   
 まわりに理解されるはずはない。   
   
 


モンスター。。

2014-08-13 11:40:18 | 間質性肺炎
8/13

  【今日のバイタル】
  血圧    95-43。    88-48。
  脈拍    75。       74.
 酸素濃度  93%        
 体温     37.0℃ (何もなければ高い方がいい。体温1度上昇で免疫力5倍)
               最近少し高めで37度前後。

【入院中色々】
 前回入院時の事だが、168㎝、100㎏超という感じの超重量級の患者さんが居たが、兎に角食欲が凄くて食べるのが早かった。
 
 食事が待てないでお膳を取りに来る。
 急いで口に運び、2,3回咀嚼する飲み込む。 
 自分が食べ始めようとする頃には食べ終わっていた。
 当然食事指導が入っていたようで、、、、 看護婦さんに食事の途中で、
「OOさんゆっくり、ゆっくり食べなくちゃ駄目って言ったでしょう。」 と、言われると。
箸を「ゆっくり」動かし口に運び、「ゆっくり」2.3回噛んで飲み込む。 
 本人至って真剣です。
 確かにゆっくりやっていますが、、意味ないです。
 
 その2.
  空いたベットに新しい患者が入るようなので、看護婦さんに
「新しい方来るんですね。」 と聞くと。 何故か、、、、、
「すいません。 そうなります。」   すいません??? 別に大部屋だから普通でしょと思ってましたが、、来ました,こちらも100キロ超の重量級患者。
 入ってくるなり、車椅子で売店へ連れて行ってもらう。 看護婦同伴で好きなものが買えず、、帰ってくると 今度は一人で歩いて行ってしまいました。 目的はアイスクリーム。「スーパーカップ」 2個を抱え看護婦さんに見つかって同伴されて帰ってきました。 「仕方ないな、今回だけですよ。。」と言われ、かぶりつくように2個平らげてtました。     
   お前はこどもか?
 その後も、
 室温を勝手に22度に下げひんしゅくを買うと、「すいません、暑がりなもんで。」
部屋の温度管理がセンター管理に変更になりました。
 朝の4時頃、自販機でおにぎりを買ってきて食べてるし。お菓子をむしゃむしゃ。
 それで、病院の食事は殆ど食べない。
 挙句の果てに「おしっこ我慢できないんで、出ちゃうんです。」 毎回看護婦さんが大変な事になってました。
 その後もいう事を聞かずに勝手な振る舞いが続いてましたが、急に家族が呼ばれ即日退院していきました。  家族にもあまり心配もされないようで、呆れられていたような。。
 
 看護婦さんの「すいません。」 の意味が解りました。モンスターだったからでした。
 退院後も「すいませんでした。」と言われるが、看護婦さんが悪い訳ではないでしょうに。。。

 自分で生きられない大人の話。 
病院は医療行為をする所ですが、医療行為が無効な患者もたまにいます。
  


お盆。

2014-08-13 10:58:58 | 間質性肺炎
 
 今日からお盆。 帰省はない。 別に自分が居てもどうという事は無いが、
 今年は特別なので、気になる。
  実家にはお盆飾りのスペシャリスト、スーパー高校生 の 甥が居るので 安心して任せる。

 毎年、祖父と一緒にお盆の準備をしてきて、今年は甥が飾り付けをしてその祖父をお迎えする。
 さぞかし、喜んで還って来てくれる事だと思います。 心からそう願ってます。
 



お盆です。

2014-08-12 11:32:59 | 間質性肺炎
 8/12

 【今日のバイタル】
  血圧    82-49。
  脈拍    73。
 酸素濃度  97%    
 体温     36.7℃ (何もなければ高い方がいい。体温1度上昇で免疫力5倍)
               最近少し高めで37度前後。
 体重     58.7㎏ (最軽量)
 
    あまり変わりありません。 


お盆モードで病院も若干閑散としています。 4人部屋も今は二人しかいません。

 私の向かいのベットに居た少し記憶力が薄れてきたおじいちゃん。愛嬌があって看護婦さんが、看護するのが楽しみなようにも見えました。 リハビリの先生から職業を聞かれ
「昔は 土地家屋調査士。とても厳しい仕事です。間違いは絶対に許されない、わたしは、55歳で辞めたんです。」  士業だから定年は関係なくやろうと思えば何時までも出来る、そしてその安定感を求めて職に付く人が多く、普通は自分の稼ぎを優先し何時までも続けるのではないか。  それを、、厳しい仕事だから、と自分で自分を縛りきっぱり辞めてしまう。 あまりに潔い話でびっくりした。
 朝起きて「私はどうしてここに居るのですか?」などと聞かれる事があり何度も説明したりした。  看護婦さんに何かしてもらうと 「サンキュー。」 と言う。 「何で英語?」となる。丁寧に手を合わせてジェスチャーで礼をする時もあった。
 耳が遠いので会話は殆ど無かったのだが、ある時急に「スキップって何ですか?」 と、聞かれた。 リハビリの事が頭に浮かび、、目の前でスキップ実演すると、わかった、わかったと言う感じでやっぱり手を上げてお礼を言われた。
最初は寝たきりで言葉もあまりしゃべらなかったが、食事の時間になると自分で起き上がって自分で食べられるようになり、 自分で立てるようになり、 最後は付き添われてお風呂に入れるまでに回復してきた。 転院のスケジュールを知っていて自分でスケジュールにあわせて調整しているような回復具合でした。
 たまにくるおばあちゃんも耳が悪い、 耳が悪くて中々コミュニケーションが難しそうだったが、よく見かけた向かい合って耳元で囁きあう姿は、お互いを慈しむという感じがあふれそこだけが時計が止まっているような感動的な場面でした。 

 そんなおじいちゃんも退院して、関連の施設に行ってしまいました。 お元気で。。