アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

校歌には、建学の精神が・・・

2017年03月07日 | Weblog
 「校歌」なんですがね、校歌には、教育方針というか、学校の想いや願いが込められています。
 では、「某瑞穂の国記念小学院(仮名)」の校歌を検証してみましょう。1~3番までありますが、1番だけ。作詞は西沢爽さんなんですがね。 

 あふれる若さ あればこそ
 未来に向かい われら立つ
 海の太陽 山の雲
 輝け命の 歌声に 
 あゝ 青春の胸の血は 
 夢 ひとすじに燃えるもの

 「あふれる若さ あればこそ」・・・素晴らしい!小学生ですから、若いですよ!溢れる若さがある。写生ですね。出だしとしては、いいよぉっ。
 「未来に向かい われら立つ」・・・マアマアかな。小学生ですから、「過去に向かいわれら立つ」なら、「暗いなあ」と批判されますから。

 「海の太陽 山の雲」・・・やっちゃいましたね。写生なのですが、ここは、(1番の歌詞の)クライマックス…つまり、「教育方針」が出てこなければなりません。「流行歌を、流れを忘れて校歌にしてしまう」と、このようなわけの分からないことが起こってしまいます。うまいなあ!(流行歌と流校歌の違いってこと)

 「輝け命の 歌声に」・・・あらら、小学校の校歌に、ストレートに、「命」を出してしまいましたねえ。西沢爽さんを批判しているのではないです。西沢爽さんの、「あゝ 青春の胸の血は」を、校歌にしてしまった小学校側を「肴(サカナ)」にしているのです。それにしても、校歌の歌詞に、「命の歌声」ですよ!集団自決じゃないんだから!

 「あゝ 青春の胸の血は 夢 ひとすじに燃えるもの」・・・校歌に「血」を出すなよ!フランスの国歌じゃないんだから!で、「血を燃やす」のは、無理がある。血は燃えないから!ガソリンじゃないから…このような批評はしないんだよなあ、私は!
 血は燃えてもいいのですが、その前に、「夢 ひとすじ」がある。あのね、「青春」って、オールマイティなのです。「ひとすじ」はぁ、ないっ!
 おっと、その前に、小学生って、「青春」か?

 よって、国有地を格安で購入した某森友学園の小学校校歌は、甲乙丙の三段階評価(古っ!)で、「丙」ですね。だけどさぁ、私に校歌の作詞を頼んでくれたら、格安で素晴らしい歌詞を提供できたのにね。作曲だってしてあげたのに。舟木一夫をパクッてどーすんのっ!