アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

義母の隣のベッドが従姉…60年ぶり 

2019年03月17日 | Weblog
 昨日、75歳の姉が、「誕生日おめでとう」と、1万円を送ってくれました。しかも、普通の封筒で!(現金封筒ではないので郵便法違反)ありがたい話です。なんと75歳の姉は、現役のOL(オールドレディではなく、オフイスレデイ。正しい英語でいうと、OG…オフイスガール)。
 「75歳の老女が現役の社員という会社は、げ、減益じゃないのか?」って?確かに減益みたいですが、会社は続いていますねぇ…。なお、姉は、東京都から、「永年勤続表彰」を何度も受けています。OLといっても、清掃員じゃないのかって?いえいえ、経理・発注・受注を、コンピューターを駆使して行っているんです。仕事が出来るから、会社も解雇しないようです。
 今朝、浜松市在住の孫、プレージャーくん(小学1年生)から、「おはよう、おじいちゃん。お誕生日おめでとう」という電話が。プレージャーくんは、「ヤマハ ジュビロ」で、ラグビーをしています。昨日も、試合があったようですが、活躍しなかったらしく写真が送られて来ませんでした。
 と、いうわけで、誕生日の朝がスタート。今日の予定は、なかなか多忙。スケジュールに、「義母のお見舞い」も入っています。ここまでは前置き。前置き、長っ!
 義母は、「胃瘻」をしているので、入院中。94歳です。3人部屋の病室なんですが、よくメンバーが変わる。つまり、お亡くなりになる。そのベッドに、新しい患者が入ってくる。
 1か月ほど前、「またメンバーが変わったな」と、新入院患者の名前を漠然とみておりました。ベッドの名札は、「加葉田 貞子」。
 「ありゃ?加葉田という姓は、めずらしい。年賀状のやりとりがある従姉に、加葉田貞子さんがおられるが?まさか?」
 その、まさかでした。お互いの居住地は、100km離れている。最後にお会いしたのは60年以上前。貞子さんの年齢は、83歳。

 で、貞子さんは、7か月前に畑で倒れていたところを発見された。脳梗塞だったらしい。言葉は発するが、何を言っているのかは分からない。右半身が動かない。頭は、しっかりしている。耳も遠くない。私が「従弟」であることを理解している様子。年齢や7か月前に倒れた情報ですか?貞子さんの娘さん(と、いっても65歳くらい?高齢者でも娘は娘…)からです。病室でお会いし、会話しました。

 だけど、このような偶然って…あるものなんですねえ…!姓が、「加葉田」でなければ、隣のベッドでも気づかないままでしたね。めずらしい名字は、時として親族を引き合わせることがあるってとこでしょうか。
 めずらしい名前はどうなんだって?古くは「悪魔くん」。最近は、「王子様」ですね。本人が「王子様という名前が嫌で」自ら裁判所に訴えて改名した。…それはそれで、良いんじゃないですか。
 「岡田幻の銀侍(おかだまぼろしのぎんじ)くん」…ものすごいインパクト。彼は、「改名しません」と言ってました。「幻の銀侍くん」、なかなかの好青年で、気に入りました。どこがって?命名の理由が、「士族の末裔だから」(幻の銀侍君の父親談)。現代は流行りませんが、私も士族の末裔。他人のような気がしません。