アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

♪世界にひぃとつだぁけの…

2019年03月08日 | Weblog
 自分が神様でない事が悔しい。
 どうゆーことかって?毎日毎日「殺人事件」…。そして、「子どもを虐待して、殺したり、大やけどを…」そんな事件を減らそうと、この8年間頑張ってきました。好きでやっていることなのですがね。自分の時間、自分の暮らしを…犠牲とまでは言いませんが、かなり力を入れてやってきました。だけど、私の8年間の人権啓発活動など、サハラ砂漠に落とした仁丹ほどの大きさのハナクソみたいなモノだったんですねえ。虚無感にさいなまれておりますよ。

 ずいぶん弱気だなって?…無駄なことをしてきたとは思いませんが、「むなしい」です。
 8年間でおよそ7千人の子ども達(大人達は数百人)に訴えてきたのは、「自分は、(人権侵害の)加害者にならないと決意し、それを実行して!」でした。この価値の押しつけは、「絶対正しい」と、今も思っています。個々人が、「加害者にならなければ」、人権侵害は起こらない。殺人も、子どもへの虐待も起こらない。
 「サハラ砂漠にハナクソ」といおうか、「太平洋に鼻水」といおうか、「焼け石に水」といおうか・・・善人ぶって、終活もせずに人権啓発活動をするのは、平成の終わりと共にやめようと思っていた矢先に、「神様は小学5年生」を読んでしまいました。で、励まされてしまいました。
 「あなたは世界にたった一人しかいない存在」・・・そりゃそうだ。
 「世界にとったら、ひとりひとりがたからもの」・・・そう思ったから小学校、中学校、職場を回って人権啓発活動をしてきたんだよねぇ…。
 「あなたはこの世界でたったひとりだって。そのたったひとりが必要。…世界は、たったひとりのあなたを もとめている」・・・小学5年生が、このようなフレーズを書くとは!

 読んでいるうちに、「世界に一つだけの花」という歌を感じていました。もちろん、槇原敬之さんと「すみれちゃん(神様は小学5年生の著者)」は、なんの関係もない。思考が同じだった。私も思考が同じなんですがね。

 私の活動、ハナクソみたいなものですが、後1年続けることにしました。心身多重苦で、1年間生きられるかどうかも分かりませんが、とにかく頑張ってみます。私をこのような思いにするすみれちゃんって、凄い。