アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

難病を寛解させるお水?

2024年09月07日 | Weblog
 私が最も感動したお水は、知る人ぞ知る。知らない人は知らない、「ルルドのお水」です。

 フランスとスペインの国境、ピレネー山脈の麓に人口1万人あまりの小さな村ルルドがあります。ルルドには、「聖母御出現の場」として、今も名高いカトリックの聖地「マッサビエールの洞窟」があります。
 そして、その洞窟の入口に、最も歴史があり、最も神秘的な、「奇跡の水」、ローマ法王庁にも奇跡として認定されている、「ルルドの泉」があります。
 現在、「ルルドの泉」は、年間500万人の巡礼者が訪れるカトリック最大の聖地となっています。

「ルルドのお水」を飲むことによって病気が全快する(ことがある)。私など、この手の話しは、はじめから信じない。
 ただぁ、ローマ法王って、奇跡を認定するのかぁ?
 ノーベル生理・医学賞の受賞者が、「奇跡であり、しかも大奇跡であることは確かだった」と述べるかぁ?

 で、私なのですが、原因不明の難病に罹ってしまいました。自分の不注意や不摂生に関係なく発病し、自分の努力では治癒しない。

 アメリカ合衆国マサチューセッツ州レキシントン在住の友人が、パリに留学しておられた二女さんの卒業式出席のため、パリへ行かれました。
 パリへ行った際にルルドまで足を伸ばし、難病の私にお水を汲んできてくださいました。ありがたいことです。「人の心」、「思いやり」というものを改めて感じさせられました。
 パリ~ルルドは、電車の乗り継ぎさえ上手くいけば、6時間。それにしましても、日帰りはきつい。(ルルドの町には、駅から洞窟までの道にホテルが軒を連ねており、予約なしでも泊まることが出来るようです)

 かくして、友人御夫妻の手により、ルルドで汲まれたお水は、ルルド→(TGB)→トゥールーズ→(電車)→パリ→(飛行機)→ボストン→(車)→レキシントンと運ばれました。
 そして、「航空郵便」で日本の私の所へ到着しました。お水が国際郵便で送られてくることにも驚きましたが、ルルドのお水を手に入れた感激は、我が人生で屈指のものでした。

 さて、このお水を飲むにあたってカミサンから出された条件は…
1 「大安」に飲むこと・・・ローマ法王庁と「大安」の関係はよく分かりませ んが、カミサンには逆らえないので、従うことに。

2 独り占めにしないこと・・・これについては、「Aさんは、肝臓が悪い」「Bちゃんは、鬱ぎみ」「Cさんは、便秘ぎみ」…皆さんに分けてあげたいとの意向…。そんなに配ったら、私は1~2滴しか飲めない…。

 いよいよ飲む日が!私は、首尾良く数滴のルルドのお水を飲むことが出来ました。
「効くはずがない」と思っていたのに、ローマ法王庁認定の奇跡のお水だけあって、速効で病状が良くなりました!
 寛解まではいきませんが、ほぼ寝たきりの暮らしだったのに、炎天下で6時間にわたりゴルフをするまでに回復したのです。
 そのときの難病はそれで済みました。今も、こうして生きています。

 その後も、別の難病が…。ルルドへ行ってお水を飲みたいのですが…ほぼ不可能。
 枯渇のおそれがあるため、お水を汲むのは、ローマ法王庁の許可制になっており、今からだと3年待ちとのこと。

    遠藤周作さんの、「聖書のなかの女性たち」に、腎臓の悪性腫瘍の少女が、「ルルドの奇跡の水」で、数日で腫瘍が消え去ったことが詳しく書かれています。
 こうした奇跡がなぜ起こるのか?信じられないけど事実なのです。
「ルルドのお水」は、世界の超常現象の中でも、本当の本物?


4 コメント

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Unknown (kumi)
2024-09-07 07:51:32
自分の力で治らなくても、他者の力があれば治る。望みがあるのですね。信じるものは救われる。
それにしても素晴らしい友がいますね。
私も飲みたい。がぶ飲みしたい。
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Unknown (アンティークマン)
2024-09-07 08:42:18
>kumi さんへ
お、おはようございます。「がぶ飲み」で笑わせていただきました。で、ルルドのお水のがぶ飲みは、む、無理です。ビールと間違わないで下さい。航空郵便で送ることが出来る水は、20ml程度なのです。つまり、目薬程度。「富士山の天然水」なら、がぶ飲みも可能かと。
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Unknown (uncle-ken2055けんすけ)
2024-09-07 16:50:54
ルルドの泉には有機ゲルマニウムが含まれているそうです。有機ゲルマニウムは癌にも効くと聞いておりますよ。
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Unknown (アンティークマン)
2024-09-07 17:28:56
>uncle-ken2055けんすけ さんへ
こんにちは。有機ゲルマニウムですか!ありがとうございます。科学的根拠もあったのですね。
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