デパ地下に、「ガンシュー」の店がありました。前を通る度、「買おうかなあ?どうしようかなあ?先月も買っちゃったしなあ…」。お店の前を通る度に気になっておりました。
ガンシューは、外見は真っ黒なメロンパン風の菓子。中には、カスタードクリームがギッシリ入っている。早い話が、「岩のようなシュークリーム」なので、「ガンシュー」と名付けたらしい。
で、この店の前を通る度、嫌な気分にもなるのです。「ガンシュー」自体は、問題ないのですが、連想する言葉が…。
「ガンシュー」から「顔醜(がんしゅう)」を連想するのです。「わ、私のことかよ!」と。自虐的で情けないけど、加齢って残酷です。自分の顔なのに、鏡を見て「だれ?」。
「ガンシュー」から「顔醜」へ。そして、思い浮かぶのがぁ、「含羞(がんしゅう)」。
含羞は、「はにかみ、はじらい、はばかり」。「はじらい」と「恥」は違います…。含羞の「はばかり」は、トイレではありません…。
含羞というと太宰治に登場していただかねばなりません。なぬ?「太宰治、久々に出たな」って?はい、ガンシュー売り場を思い出したもので。
太宰治の「含羞に係わる四つの考え」は…。なお、何を調べても「太宰の含羞に係わる四つの考え」など、ありません。アンティークマンが太宰作品から感じ取ったものをまとめたものですので為念。
1 「ハニカミを忘れた国は文明国ではない」
こういうことを言うのです太宰さんは!私が自慢するところでもないかな。今の日本は文明国か?これは微妙です。国会での野党の追及ぶりには、ハニカミのかけらもない。しどろもどろの与党のほうにハニカミが感じられたり…。
2 「カルチベイトされた人は、照れることを知っている」
秀才太宰は、英語も得意。このカルチベイトは、英語のcultivate。「品性、才能を磨いた人」ということです。「能ある鷹なら、爪を隠せよ」と、いうこと。
3 「文化と書いて、それにハニカミとルビをふること大賛成」
ルビまでふらなくてもいいけど、「文化はハニカミだ」という考え、感服します。そういえば、日本の精神文化って含羞ですよね。
4 「教養とは、まず、ハニカミを知る事也」
私など、教養は無くても、ハニカミだけは人一倍。嬉しくなります。やはり太宰治は凄い。
皆さ~ん、含羞ですよぉ~!顔醜でもいいですよぉーっ。人間だもの~っ。
ガンシューは、外見は真っ黒なメロンパン風の菓子。中には、カスタードクリームがギッシリ入っている。早い話が、「岩のようなシュークリーム」なので、「ガンシュー」と名付けたらしい。
で、この店の前を通る度、嫌な気分にもなるのです。「ガンシュー」自体は、問題ないのですが、連想する言葉が…。
「ガンシュー」から「顔醜(がんしゅう)」を連想するのです。「わ、私のことかよ!」と。自虐的で情けないけど、加齢って残酷です。自分の顔なのに、鏡を見て「だれ?」。
「ガンシュー」から「顔醜」へ。そして、思い浮かぶのがぁ、「含羞(がんしゅう)」。
含羞は、「はにかみ、はじらい、はばかり」。「はじらい」と「恥」は違います…。含羞の「はばかり」は、トイレではありません…。
含羞というと太宰治に登場していただかねばなりません。なぬ?「太宰治、久々に出たな」って?はい、ガンシュー売り場を思い出したもので。
太宰治の「含羞に係わる四つの考え」は…。なお、何を調べても「太宰の含羞に係わる四つの考え」など、ありません。アンティークマンが太宰作品から感じ取ったものをまとめたものですので為念。
1 「ハニカミを忘れた国は文明国ではない」
こういうことを言うのです太宰さんは!私が自慢するところでもないかな。今の日本は文明国か?これは微妙です。国会での野党の追及ぶりには、ハニカミのかけらもない。しどろもどろの与党のほうにハニカミが感じられたり…。
2 「カルチベイトされた人は、照れることを知っている」
秀才太宰は、英語も得意。このカルチベイトは、英語のcultivate。「品性、才能を磨いた人」ということです。「能ある鷹なら、爪を隠せよ」と、いうこと。
3 「文化と書いて、それにハニカミとルビをふること大賛成」
ルビまでふらなくてもいいけど、「文化はハニカミだ」という考え、感服します。そういえば、日本の精神文化って含羞ですよね。
4 「教養とは、まず、ハニカミを知る事也」
私など、教養は無くても、ハニカミだけは人一倍。嬉しくなります。やはり太宰治は凄い。
皆さ~ん、含羞ですよぉ~!顔醜でもいいですよぉーっ。人間だもの~っ。