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匹見川の鮎

2008-08-24 18:38:36 | ブログ

匹見町内で釣った事があるのは、紙祖川合流付近から下手です。

今回は、町中です。しかし、水は、奇麗なのですが、家庭ゴミが流れています。野菜クズ・スイカの皮など・・・川はゴミ捨て場ではないぞーー

太田川の支流西宗川も同じように家庭ゴミが流れていたが、田舎はゴミを川に捨てたり、ゴミを焼いたりするのが当たり前なのだろうか??

さて、昼からは上流に向け歩きました。鮎は、奥匹見峡との出会いまで釣れます。落ち込み付近など結構良型の鮎が掛かりました。

午前中3匹しか掛からなかった鮎が、昼から夕方にかけてだんだんと掛かり始めます。4時頃には3連発の入れ掛かりでした。

場所は、とらや旅館の裏から橋付近までが数多く、5時までに12匹の鮎が掛かりました。

オトリは、7月まで匹見温泉付近で売っていますが、8月に入ると販売をやめてしまいます。コロガシ等でオトリを取ってから始めないといけません。

コロガシの経験がない方は、釣り人がいたら分けてもらうのが早いでしょう。

午前中掛けた鮎の色は渇水で日光に当たり過ぎたのか、奇麗な色をしていません。午後からは、水深があるポイントなので普通の鮎の色をしています。

やはり、美鮎は、姿・色・味・香が揃って美鮎と言えますね。


匹見川の鮎

2008-08-23 22:39:03 | ブログ
22日に匹見川に入りました。
三重県の釣り具店の方と広島の釣り具店の店長とMテスターの5名です。
場所は匹見町内です。私自身は町内を釣るのは、初めてです。
橋の上から見ると、結構鮎が見えます。
後から、もう二人が名古屋から来るので、囮を確保しておかないといけないので、ポイントをしっかりと見極めました。
続く!


氷の作り方

2008-08-22 00:01:08 | うんちく・小ネタ

単に氷は、冷凍庫に水を入れたケースを入れとけば、誰でも簡単に氷はできる。

しかし、氷の寿命は-20度の冷凍庫で固めたのと、-50度の業務用冷凍庫で固めたのでは、後者の方が溶けにくいのは、誰でも理解する。

では、同じ温度の冷凍庫で、少しでも溶けにくい氷ができたらどうだろう。

しかし簡単で、安価でないと、だれも厄介なことは、しないだろう。

その簡単な方法を伝授する。

水を入れたケースの中に、冷凍庫のキューブアイスを入れてから凍らすのである。

釣りから帰ったら、残った氷を捨てずに同じようにすると、もっと溶け難くなる。

その方法で長い鮎釣りの遠征でも、一度も氷を買わない鮎師もいる。

真夏の釣りには、どうしても氷が必要となる。オトリ缶の水温上昇を防いでくれ、飲食物を冷やし腐敗も防いでくれる。

また、鮎を〆る時や、持ち帰るときには、氷はいくらあっても足らないことはない。

また、長持ちクーラーの中一杯に氷を詰めると、真夏の車中で三日たっても余り解けなかったこともある。

氷を使って隙間が出たら、梱包材のプチプチなどを入れると断熱材の替わりとなり、一段と溶け難いのでお勧めである。


日本と韓国の鮎事情②

2008-08-20 12:07:41 | ブログ

Img_0979 この韓国から写真は、4名で釣った釣果写真です。とても良型美形です。

二十数年前の日本もこの数の鮎は釣っていたと思います。私の師匠は、その頃太田川で毎回100匹以上掛けていました。今は、いくら頑張っても30匹釣れるのがやっとだと思います。運良くGoodタイミングGoodポイントの時に50匹掛る程度です。

釣れなくなった主な原因を考察してみると

一番にあげるのは、冷水病の影響で漁協の弱体化し、放流量の低下を招いた。

温井ダムの建設時のコンクリートノロで川底の石に白い皮膜が掛り石の横しか珪藻ができなくなった影響(鮎の成長に影響し体力不足の鮎になる)

下流域に新たにできた河口堰(高瀬堰)で天然遡上が殆ど皆無になった影響

太田川の水を使っての水力発電は、中流域の絶好のポイントの水を一度も川に戻さず、山中を貫いて掘ったトンネル内を通り、可部の町を過ぎた太田川橋下に放流している。水量の減ったことで、また、珪藻のできる範囲が狭くなり、その事で鮎の食料事情の悪化を招いた影響

トンネル内を通った事で低水温水が放流され、その結果その地帯の鮎に産卵時期が早まる異常事態の影響

太田川の鮎が減少した主な理由ですが、その結果どうなったか

鮎が釣れない→釣り人の減少→漁協が放流する鮎が減る→ますます釣り人が減る→組合員も減少する→放流数をまたまた減らす→川に立つ釣り人がいなくなる→???

韓国と日本の違いは、韓国は日本を見て未来を想像できます。高度成長を成し遂げた日本に近づいている韓国に、同じ方向の道でも、別の道を選んで欲しいと思うのは、私だけだろうか。

写真のタモに入った鮎が10年後20年後も釣れる事を願うばかりである。


日本と韓国の鮎事情①

2008-08-19 13:16:44 | ブログ

Img_0827 日本の鮎と韓国の鮎は・・・

数千年以前から続いている天然遡上の鮎が、そのまま残っている韓国の鮎の姿は、とても綺麗です。

それに比べ昨今の日本の鮎は、人工鮎の養殖技術が開発されて以降、全国の河川にバラバラに放流され、遺伝子の違いも無視(当時はそのような認識が無い)された結果、顔つきの違い(鼻の長さ・鼻の幅の間隔等)、ウロコの数の違いによる肌の違い(人工産ほどウロコの数が少ない)、背びれから尻ビレにかけての長さの違い(養殖場の池でよく見られるエビス鮎も)等々。

冷水病が蔓延し放流河川の鮎が全滅を繰り返していた頃から、天然遡上河川が見直されました。自然に遡上する海産の鮎は冷水病にある程度耐えれる能力を備えていたのです。

子孫を残す知恵は、産卵時期にも見られます。海産の天然遡上の鮎は、11月から1月にかけて産卵をします。一気にすると天候によっては自分の子孫が消える場合があるからです。

韓国では、日本海側の河川は、8月15日から全面禁漁です。その他は、9月1日からです。日本は、各河川で異なります。大体11月に入ると禁漁となっていますが、12月まで竿が出せる河川も有ります。行政での規制は各県単位で決めており、各河川の漁協が県条例に沿って決定します。広島県の場合は、禁漁期間は、12月1日から5月19日迄です。今年から太田川の解禁が5月20日にできたのもこの条例に従ったことによります。

韓国の河川は、冬には凍結するくらいの寒さになります。しかし、鮎は5月頃には、結構良い型に成長し、8月には尺鮎も釣れます。成長が一月速いように思います。海流の影響なのかよく判りません。河口から遡上する為鮎の尻ビレは発達し大きく広がっています。その為、7月に入ったら鮎のパワーが素晴らしくあるようで、ハリも「ぶち抜き」がよく使われています。

魚道は川を堰き止めた堰に設けます。しかし、魚の道とは書かれていますが、総ての魚が上下できるものでは、ありません。上に上れても下れない魚道も有ります。マスは、上れても鮎は上れない魚道もあります。日本の多くの魚道は、鮎が上れるようにはなっていません。只の格好だけの魚道が殆どです。韓国の魚道は、写真で見る限りよく出来ています。

最近開発されている日本の魚道も素晴らしいものが有ります。しかし、既存の堰を改修するにはあまりにも多くの魚道が存在します。その魚道が形ばかりだという現実は、すぐには解消されないのです。