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匹見川の鮎②

2008-08-17 19:13:47 | ブログ

M氏が下から上がってきました。全く釣れなかったようです。ここは、鮎が見えるので掛かるはずと言ったら案の定、すぐに私の上で竿を曲げています。もう一人もその上に上がって竿を出しました。

昼を過ぎて、小さい鮎しか掛からないので、少し上流に移動することになりました。雨も小降りになり、カミナリも遠ざかりました。このポイントは、堰の下で鮎が溜る場所です。堰近くは、禁漁区なのですが、盆明けには解禁となります。

瀬の下にトロ場が広がり鮎が沢山見えます。下には、瀬があって岩盤の樋が続きます。ロケーションは、抜群です。しかし、鮎がいても中々追ってきません。瀬の方は、結構大きな鮎が掛かっています。

目印から目を離していると竿に反応がありました。20センチの良型が脊掛かりで掛ってきました。引き抜いてタモに収めるとなんと奇麗な鮎なんでしようか!

仕掛けは、ハリハリス1.25、ハリは、舞狐7.5号です。ハリス止めから指2本です。短くしても脊掛かりします。昔、逆さバリとハリを一体型にしたオオカミバリというハリを造ったことがあります。不思議と背掛かりなのです。

あのハリを考案した三重県のタクシー会社の社長は、まだ竿を出しているのかな?

5時前に23センチクラスの良型が掛かりました。背掛かりなので暴れまわります。引き抜いたら水面ぎりぎりに飛んでタモの中に入ってくれました。

しかし、追いが鈍いので本当に難しい釣りでした。水温も下がってきましたので、徐々には良くはなるでしょう。

この夏の高水温で、高津川本流の鮎が全く駄目になったみたいなので、殆どの釣り人が匹見川に入ります。

テントを土手に張って泊まり込みで釣る人もいますが、今年はそこまで魅力ある釣り場なのかと思いました。


匹見川の鮎①

2008-08-16 22:10:03 | ブログ

今朝、7時3名で可部を出発し匹見川に向かいました。匹見川の平川囮屋でオトリ6匹を購入後、一路トンネルへ。平川さんは、元高津川漁協に在職していて昔からの知り合いです。先月広島の月刊の釣り雑誌で紹介され、問い合わせが多く非常に困っているみたいでした。鮎が沢山釣れる時は良いのですが、釣れないときにオトリを掛けに行くのは、とても大変だと思います。

9時過ぎに現着、水深20センチの場所を釣ります。水中糸0.175での泳がせ釣りです。入れてすぐに12センチの子鮎が掛かりました。掛かり鮎は、オトリにならないのでもう一度使ったオトリを送り出しました。

今度は、中々泳ぎません。次が掛かるまでに1時間近く掛かりました。厳しいと聞いていましたが、追いけがありません。鮎が群れています。渇水で鮎が縄張りを放棄してグループ行動を取っているのです。縄張りを作っていないので土用隠れのように追いがありません。

後は、明日・・・・


益田のウナギ

2008-08-15 15:02:46 | ブログ

13日は、家族4人でプチ旅行です。私の鮎釣りのルートを基に家族の希望を込めての日帰りツアーをしました。

早朝からのカミナリ混じりの雨が止んでから遅い出発です。佐伯町から吉和に向かって、途中左折して、深谷方面に・・・最初の目的地は、宇佐川の神社裏です。

娘が奇麗な川で泳ぎたいという希望を一つ叶えました。

息子には、テンカラの竿サバキです。ラインが鞭のように中々飛びません。一生懸命練習していました。私もすぐには、振れなかったのを思いだしていました。その後、道の駅下の深みがある場所へ移動してひと泳ぎです。近所のおじさんが孫を連れて泳いでいます。川で泳ぎを覚えると、普通の状況では溺れません。流れを知り、怖さも知ります。また、一番重要な浮くことを覚えるのです。クロールや平泳ぎを覚えるのも大切かもしれませんが、まずどのような状況でも浮くことが大切です。

さて次は、津和野へひと走りです。目的は、国産ニンニクを安く買うこと。次に温泉に入って汗を流しすこと。目的は、充分達成した後、腹ごなしです。

益田の税務署近くに、90歳に殆ど近い老夫婦が経営する大阪屋という小料理店で、ウナギ料理が有名なお店があります。昔、解禁日の釣った鮎を売って全員でウナギを食べに行ったことがあり、次の日が忘れもしないハマグリ事件があった日だ。と言っても現代の話しで、お土産にもらったハマグリを釣り場で焼いて食べて、一人だけ(M名人)食いそびれた今でも語り継がれる事件なのだ。

さて、ウナギに話を戻して、この店の老人は、ウナギは浜名湖の養殖に限ると言っている老人だが、ウナギの焼き具合が絶妙なのだ。硬すぎもなく、また、柔らかすぎずのふっくらウナギは、本当に美味い。ウナギを捌いて鉄串を刺し焼くまでを一人でこなす。ウナギに串を刺すのは中々難しい技術と力がいる。串は、焼き具合を確認する為なのか結構刺した串をひねっている。串を回す抵抗で焼き具合を確認しているのだろう。

私以外は、初めて食べたのだが全員完食でした。ふっくら感のあるウナギを食べて感激したようです。ご老人なので早いうちに食べさせておかないと後が・・・・・

その後、浜田まで走り、かめや釣具浜田店の前にあるスーパーでノドグロを買って、高速を使って家路に着きました。ウナギ料理にあう美味しいお酒がなかったのが残念ですが、飲酒運転はご法度・・信頼も信用も薄れては・・・


鮎釣りの糸の最強の接続方法

2008-08-11 10:23:58 | うんちく・小ネタ
「最強の結束方法」についての質問メールの返答です。
(マルトホームページ、鮎釣り講座内にこの方法が出ています)
1.ツマミ糸に使うナイロンラインの強度低下はないですか?
あります。
瞬間接着剤は、空気中の水分と反応し、高温になります。その後、硬化が始まり接着となります。その時の温度とその後の硬化の影響でナイロンラインは、ダメージを受けているはずです。最近は、私自身は、フロロカーボンラインを使っております。強度的には、ナイロンのほうが強いし、オバセをとってもエビになりにくいので、ナイロンを使いたいのですが、何せ不精なので、ラインが切れるまで何度も使いたいので、岩ズレに強いフロロを多用しております。
2.水中糸に細糸のナイロンラインを使っても、利用出来る結束方法ですか?
もちろんできます。
しかし、私自身は、0.1号のラインでも付け糸は、全く使用しません。ハナカンハリスとの接続方法も、上記と同様の試験結果は編み込みより劣りますが、その場で簡単に結べ、ラインが傷ついたら、その部分を取り除いてキズの無い部分で接続します。
接続方法方法は、ラインを折り曲げワサを造り、ハナカンハリスのコブの下に締める。
その後ハーフヒッチを正逆で2回最初に締めた箇所から下側に締め付け、コブの方に寄せます。不要な部分を切断する際は5㎜程度残して切ります。この接続方法は、ラインを折り曲げる事で、2本のラインを使って接続する事になるのです。1本の面積より2本の面積の方が広いので、接続面が広くなればそれに掛る力が分散されます。よって接続強度が上がるのです。
しかし、岩ズレには弱いので、オトリ交換の際、必ず唇か指先で確認します。それとハナカンより上のハリス部分を少し長めにとります。それは、エビになったとき水中糸部分にハリが掛った状態では鮎の重さと川の流れの引っ張りで水中糸部分が切れるのを防ぐためです。
3.瞬間接着剤利用の効果は、翌シーズンも使えますか?
翌シーズンには、新しいものをお使い下さい。
ラインは、製造時点から劣化が始まっております。紫外線劣化が一番怖いものです。
また、一度使ったものは、来年まで使えません。仕掛けより、一匹の野鮎のほうが大切です。循環の釣りといわれる友釣りは、W放流で大変難しい釣りになります。
ラインメーカーの研究室での強度試験の結果と、講習会等で釣師の前で実演し結束したラインを、手で引っ張ってもらい、切断の状況を体感と目視で確認してもらい、今のところこの結束方法が一番だと思っております。
実演では、0.1の複合ラインと0.3号のフロロカーボンラインを結束し、鮎師の方にゆっくりと引っ張ってもらいます。手で切れないときも多々あります。
急激に引っ張ると切れやすくなりますが、実際の釣りでは、竿の曲がりが有ってから糸の伸びがあり最後は、双方が曲がりきったり伸び切ったりした状態で切れるのです。切る為の引っ張り方をされる方は、初心者の方に多いです。上級者ほど、ゆっくりとラインの伸びの限界を知り、その後の接続部分の強度を確かめながら引っ張ります。
瞬間接着剤は、安いものの方が良いと思います。3本いくらといった商品が有ると思いますが、瞬間でなくても「少し瞬間」くらいの接着剤がラインに負担を掛けないと思います。