十日町キャンプ最終日の今日、昼前で仕事が終わったボクは、数年ぶりに当間高原ベルナティオに出かけてまいりました。お目当てのザスパ草津との練習試合は2時キックオフ。ボクが現地に着いたのは1時前でありましたが、既にいつもの駐車場はいっぱいで、ボランティアの方から臨時駐車場に誘導していただきました。多くの皆さんが「Jリーグ再開を待ちわびている」っていう感じが、ヒシヒシと伝わってきましたね。
レギュラー組(45分×2)は7-1の完勝でした。大島の先制点から始まって、ミシェウが3点、マルシオが2点、ヨンチョルが1点。ザスパにボールをキープされる時間も少なくなかったのですが、守備も安定していたと思います。
唯一の失点は後半でした。相手のすばらしいロングシュートがゴールネットを揺らしました。「お見事!」って感じ。逆にアルビ側は、ビューティフルゴールって感じではなくて、連係の中から相手を崩していって押し込んだって感じのゴールが多かったです。
両サイドバックは、西君とヒロシ(途中交代でウッチーが入りました)でした。サイドバックには南アフリカで一皮剥けた高徳もいるし、ブラジルから逆輸入された岩崎選手も加入し、熾烈なポジション争いですね。ウッチーもウカウカしていられませんね。
期待の貴章は、大島に代わって後半登場。しばしば代表らしいすばらしいプレーも見せましたが、アシストはあっても残念ながら得点はならず。ときおり観客の「あ~っ」っというため息も聞こえました。チームメートの「貴章に得点を決めさせよう」ってムードもかなりあって、代表デンマーク戦での本田みたいに、自分で撃てばゴールしそうなのにわざわざ貴章にボールを回すって場面も見られました(まぁ岡崎はきっちり決めたんですけどね、貴章は……)。
結局、レギュラー組は7-1の完勝。ゴールシーンを7回も見ることができるなんて、リーグ戦では絶対にあり得ないことなのでとても得した気分でした。途中でかなり激しい雨も降ってきたのですが、楽しい観戦でした。近くにいたザスパサポのおじさんたちはちょっとかわいそうでしたけどね。
2本目のゲーム(45分×2)は若手&サブ主体のチームでした(なぜかウッチーはこちらにも登場)。キャプテンマークは鈴木大輔がつけておりましたね。結果は1-0で勝利。虎の子の1点は加藤大のフリーキックが直接にネットを揺らしました。ただ、こちらのゲームは見ていてやや退屈であり、「こら若手!もっとしっかりしろよ!」って感想ももちました。
両チームの中で高徳の存在感はやっぱりピカ一でしたね。やっぱりW杯の帯同メンバーだけのことはあります。相手にプレスをかけてボールを奪い一気に攻め上がるって場面には魅せられました。
正直言って、河原と亜土夢には「もう少し頑張ってほしいなぁ」って感想をもちました。河原は悩んでいるのかな?
ブラジル帰りの堅碁とブラジルから逆輸入の岩崎。この2人を見るのも今日の楽しみでした。
堅碁の華麗な舞(笑)であります。ピンボケですけどね。ブラジルで一皮剥けたか?!
そして、これが岩崎選手。サイドバックのレギュラー争いに割って入ることが出来るか?!
練見はビッグスワンでのゲーム観戦と違って、ピッチ上の選手の声がよく聞こえて楽しいですね。特に2本目のゲームでの草津のGKの「オカ!」のかけ声は、とても目立っておりました。草津の24番、岡田か岡村か岡野かわかりませんが、あんなにチームメートから叱られながら(鼓舞されながら)のゲームではいじけないかな?と少し心配しながら見ておりました。
さて、十日町キャンプも無事終わり、いよいよリーグ戦が再開します。待ちわびていたワクワクする季節がまたやってきました。今シーズンはここ数年の恒例「夏場の失速」がありませんよう、心から願っています。サポーターのわれわれも選手と一緒に精一杯闘いましょう!