横浜戦から1日経ち、ダゾーンや「とこアル」などでゲームの映像を見て、しみじみ思ったことがあります。スタジアムではあんまり気がつかなかったんですがね。それは「よく引き分けたなぁ…」ということ。今回のゲームの内容や流れを見て、「負けてもおかしくないゲーム」だったことを認識いたしました。
そして、その「負けてもおかしくないゲーム」を「引き分け」にしたのが、プロ入り10年目にしてリーグ戦初出場のGK大谷選手でありました。横浜の先制点となったマルティノスのビューティフルゴールは止められませんでしたが、あとはもうファインセーブを連発。下手をしたら1-3の敗戦になっていてもおかしくないようなゲームだったと思います。
チームの中でたった1つしかないポジションであるGK。しかもケガでもしない限り、ゲーム途中での交代はあり得ないポジション。シーズンを通じても、多くの監督は選手起用を頻繁に変えることはないポジションです。
リーグ戦3節を先発GK守田で戦い1分2敗。ルヴァンカップでいいプレーを見せた大谷を横浜戦でも起用した三浦采配ですが、もしかしたらこの起用がアルビの守護神の座の交代劇の始まりとなるかもしれません。GKっていうポジションは、チーム内の交代劇がこんなふうにある日突然行われることを、今までにボクらも何度か見てきましたものね。ノザと北野、北野と東口とかね。
もちろん守田にも頑張ってもらって、大谷との切磋琢磨でさらに高いレベルでのチーム内競争を展開してほしいのは当然のことです。でももう一方で、「大谷のチャントも早く作って披露してほしいなぁ…」という願いもあります。
やっぱ、「ももクロ」ですかね。