昔は60歳という年齢に対して、「想像を絶する年齢」「お年寄り」ってイメージしか抱いていませんでしたが、実際にその年齢に達してみると、「自分はまだまだやれそうだよなぁ…」って気持ちが強いし、「自分が磯野波平よりも年上だ」なんて、とても考えられない状況です。まぁ昔よりも間違いなく「高齢者は若い」っていうのは事実ですよね。郷ひろみも桑田佳祐もボクらの年上だし。
そうは言っても、還暦になるといろいろな高齢者サービスが受けられるのですよ。映画館では「映画の日」でなくても毎日1100円で映画が見れるし、行きつけの理容院もシニア割引でいつも200円引きです。
去年の8月に還暦を迎え、初めてそういうサービスを利用したときにはドキドキしました。「お客さん、冗談でしょ?60歳なんて」「免許証を確認させてくださいよ」「あら失礼しました、ホントに還暦なんですね(お若く見えますわ)」そんな会話がされることを想定し、ポケットに免許証を準備していったりしたものです。
ですがね。そんなことは全くありませんでした。ボクがシニア料金で支払おうとすると、店員さんは疑うことなどまったくせずに、当然のように笑顔でフリーパスです。「おいおい、不正にシニア料金で支払おうってするヤツがいたらどうするんだ!」って説教したくなるほどです。ねぇねぇ、ちょっとくらい疑ってよ。「え~?ホントに還暦なんですか?」って言ってよ。ボクら世代、なんともビミョーな還暦心理なんでありますよ。
女房に言いましたらね。「あなたねぇ、どこからどう見ても立派な60代なのよ、疑う余地はないの」って冷静に言い放たれました(笑)。あら、そうだったのね。まぁ髪も薄くなったし、白髪も多いし、腹も出てるしね。しょうがない。(いや、でもね。同い年の君は若くて魅力的だよ…って口に出しては絶対に言えないのもまた還暦心理)
考えてみれば、G裏の平均年齢やサポーターの平均年齢も、ボクら世代は確実に上げているんだよなぁ…としみじみ感じるわけです。でもね。ボクらの上の世代の皆さんの中にも、とてもステキな姿でスタジアムでお姿を拝見する方々が大勢いらっしゃいます。「ボクらもああいう魅力的な年の取り方をしたいなぁ…」といつも思います。ボクらも下の年代の皆さんからそんな風に思われるような年の取り方、齢の重ね方をしたいものです。心も身体もまだまだ磨かなきゃね。
今日はアルビには関係のない、還暦男の独り言でした。