三戸舜介選手の契約更新が発表されました。高卒ルーキー入団1年目の19歳ながら、開幕戦からベンチ入り(途中出場)してリーグ戦25試合出場で2得点、天皇杯2試合出場で1得点は、文句なしの数字ですよね。ピッチでの存在感も抜群で、至恩がケガで離脱していいる期間にもチームのカンフル剤として活躍しました。
そしてなんと、来季の三戸ちゃんの背番号は「14」。ワンダーボーイ・田中達也選手の背番号を引き継ぎました。同じ山口県出身で小柄なストライカー同士。あの達也さんの引退試合の最終節・町田戦の前半32分。達也さんがプロ生活の最後のゲームで、ピッチを去る達也さんと交代してピッチに入ったのが三戸ちゃんでした。なんというドラマでしょう。あの瞬間にオレンジと青の魂は、背番号14と共に達也さんから三戸ちゃんに引き継がれたのです。
その三戸ちゃんについて、19日(日)のTeNY「とことんアルビ」で特集されていました。
いやぁ~いい笑顔です。リーグ戦25試合出場で、2ゴール2アシスト。そのゴールシーンやアシストシーンの映像を見て、感動の記憶が蘇りましたよ。
インタビューを受ける三戸ちゃんは、2つのゴールがともにヴェルディ戦だったことに触れ、自ら「ヴェルディキラー」と語っていました。2つのゴールシーン共に鳥肌が立ちましたね。そしてインタビューを受ける三戸ちゃんの後ろには、背番号14を引き継いだ達也さんの敬礼姿のポスター(海上保安官募集)が、三戸ちゃんを見守っています。まるで敬礼しながら「後は任せたぞ」と激励しているかのようです。
番組の中ではあの愛媛戦でのこんなシーンの映像も映し出され、「守備が課題です」と三戸ちゃん自ら語る場面もありました。あの後の「涙の胴上げ」も、今シーズンのアルビレックスの美談エピソードの一つですよね。
「来シーズンはゴールとアシスト合わせて2桁行きたい」と、来期の抱負を語る三戸ちゃんです。こちらのアングルは、一段と「達也さんがエールを送っている」感が強いですね。三戸ちゃん、頑張れ!
もちろん三戸ちゃんの背番号14に異論はないんだけど、正直言うとボクは「もしかしたら来季シーズンは三戸ちゃんが背番号10を背負うんじゃね?」って思っていたんですよ。もちろん至恩が海外かJ1チームに移籍するという前提で。だけど、ここで三戸ちゃんが背番号14を達也さんから引き継いだってことは、「至恩残留のセンもあるんじゃね?」って思い始めました。だって至恩も、今シーズンの結果は不本意だったでしょうからね。「次のステップに進むのはアルビで結果を出してから」って思っている可能性も、十分あるのではないかと思います。
さて、今日も来るのか?モバアルメール!