昨日(2/3)は夕方のTV各局の県内版情報番組で、アルビの宮崎キャンプ情報を始めとした「アルビ報道」に時間を割いていました。NST、TeNY、NHK、UXとハシゴさせていただき、「お〜!各局、頑張っているなぁ…」と感動いたしました。
それらの中でも、UX「Jにいがた」の「ガッツリート」のコーナーは充実していましたね。6時25分からたっぷり10分間のアルビ情報は、他局よりも頭一つ抜きん出ていました。
まずは新副キャプテンの小野が、監督が樹森監督に代わり新加入選手も大幅に増えたチームの雰囲気を「競争というところは(去年と)雰囲気が違う」と語り、チームのいい意味での変化を言及。その後の番組内では特に、「樹森アルビのスタイル」として、「今までのパスサッカーをベースにしながらも…」という大前提の下ですが、樹森監督が進めている2つの戦術の重点ポイントを解説していました。
その1つが「ラインブレイク」です。「相手のDFラインを壊す…」つまり「相手の裏を取る」っていう戦術ですね。昨シーズンは、「ゴール前までボールを運びながらも横やバックパスを選択する」っていうシーンが多かったアルビですので、そこを改善しようっていうことのようです。
そこで重要になってくるのは、スピードのあるサイドアタッカーです。番組内では、太田がその戦術について意欲的に捉えているコメントを述べていました。ダニーロや太田、小見くんや新加入の落合や若月らの選手が、どんなプレーを見せてくれるか楽しみです。
樹森監督の進めるもう1つのポイントが「守備面の進化」、プレスの強度をあげることです。味方のゴール前だけではなく高い位置で守備のプレスの強度を上げ、相手からボールを奪い取り攻撃に転ずる…ということおのようです。
この戦術に関する、DFリーダー舞行龍のコメントも放送されていました。これも昨シーズンのアルビの失点場面や失点数などから判断された、今シーズンの改善点なんでしょうね。
番組内ではFCいわきとのトレーニングマッチの映像をたくさん使いながら、この2つの戦術について具体的に解説していました。うん、とてもわかりやすかったです。UX、あっぱれ!
最後に放送された、樹森監督の「覚悟はどの監督よりも相当な覚悟をもってきている」という言葉がとても印象的でした。そうなんだろうな…、樹森監督の下でチームがいい変化をし、それが結果に結びつくといいな…と、番組を見ながら強く思いました。樹森さん、よろしくお願いします。
UXの「Jにいがた」では、今日も引き続き「アルビ特集」を放送してくれるようです。楽しみに待ちたいと思います。