辛い1週間が始まりましたが、敗戦から昨日1日があったもので、結構サバサバした気分でボクの1週間は始まりました。「負け慣れてる」からかな?(苦笑)
さて、録画しておいた名古屋戦の映像なんですが、BSのサッカー中継は頭にきて見ずに消去しちゃいました。Jリーグタイムは一通り見たけど、予想通り「闘莉王特集」になっちゃっており、やたらに「ゲーム終了間際に慶くんが放ったシュートが闘莉王の腹を直撃したシーン」が、「気迫あふれる闘莉王がアルビのシュートを阻止」って感じで何度も何度も再現されたり、お約束通りに「感RUI」のコーナーで闘莉王が取り上げられたりで、ウンザリでした(名古屋サポの皆さん、ごめんなさい)。
しかし、今日のNSTの夕刻の「みんなのニュース」は、さすがでした。さすが地元局、そしてさすが解説のウッチー。新潟サポのツボを外さない解説に感心しきりです。
冒頭の画像は、その「みんなのニュース」で使われた映像を、当日ビッグスワンで撮影しているところです。お馴染みの、NSTのスポーツウーマン女子アナの新保さんと、アルビスクールコーチのウッチー(内田潤さん)のコンビが、テレビカメラの前で今日の番組を収録しておりました。
さてさて、その今日放映された「みんなのニュース」でウッチーは、次のようなコメントを残していました。
●こういう試合は気持ちの強さがものを言う。
●闘莉王のキックの精度が高いのは知っているはずなのに、なぜノープレッシャーで蹴らせてしまうのか?
●闘莉王は(ブランクのため)身体と考えが一致していなかった。闘莉王は狙い目だったのにそこを突かなかった。
●(相手のセットプレー時に)GKを邪魔してる相手選手がいるのに誰もマークしていない。こういうことは止めなければ。
●慶くんは間違いなく攻撃の起点を作れていた。しかし、問題はそれを生かせないところ。
リーグ戦最多失点チームの名古屋から1点も奪えなかったわがアルビレックスの攻撃陣。そして世間やマスコミの期待通りに闘莉王をヒーローにしてしまったことなど、非常に残念なゲームでした。しかし、危なっかしかった守田が招いたピンチを、失点場面以外では確実に跳ね返していたマグと竜馬の頑張りなど、評価できる場面もありました。とにかく、ボクらは前を向いていくしかありません。
ゲームは残念だったけど、毎週月曜日のNSTのウッチーのゲーム解説は、回数を重ねるにつれてレベルが上がっていると思います。「さすがプロの解説は違うなぁ…」と感心すること頻(しき)りです。しかもウッチーの人柄のよさも、番組からにじみ出ている感じがします。
それになんと、ウッチーはNST女子アナの新保さんのユニフォーム姿に、「似合いすぎてまぶしいですね」などと、口上手な(いや新保さんは確かによく似合っていたけど)実力も発揮しておりました。やりますね、ウッチー。
そうそう、今日の表題「痛いか痛くないかと言われなくても…」の行(くだり)ですが、これはゲーム後の達磨監督のインタビューのセリフ「痛いか痛くないかと言われれば痛い」をパロったモノでした。そんなもん、誰がどう考えても「痛い」に決まっています。