先週末の広島戦での記憶に残るシーンの1つに、右SBの慶くんがドリブルで駆け上がり、相手守備陣を3人ほど振り切って、やや強引にも思えるような相手ペナルティアエリア内での気迫のシュートを放ったシーンがあります。残念ながらシュートはバーを叩いたけど、ボクらサポーターが「おーっ!」とのけ反るシーンでありました。
「あそこでパスを選択するかな?」とも思ったけど、自らゴール前に切り込んでいってのシュート。この姿勢こそ、今アルビレックスに最も必要なモノなのでは?って感じた次第です。
その慶くん。キックオフ前のセレモニーでは広島の青山選手とともに、「フェアプレー宣言」を朗読いたしました。ボクらは思わず「慶くんが噛まずにしっかり朗読できますように(読めない漢字があって戸惑いませんように)」と、心の中で祈っておりました。無事にクリアし、ホッといたしました。まるで親心。
さらに、Jリーグ100試合出場記念ということで、ご兄弟が登場しての花束贈呈のセレモニーもありました。向かって右側のお兄さん(?)が慶くんそっくりの風貌で、ボクらは大喜び。微笑ましいシーンでありました。
チームが本当に苦しい状況が続く今シーズン、開幕からずっと我武者羅に頑張っている慶くんの努力が、どうぞ報われますように…と心から祈っております。