パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

留学生家族のお世話 その3

2010年02月26日 | 今日の小ネタ

アンニョンハセヨ(韓国語の挨拶)! 

さて、例のK大学・留学生の借り上げ家族寮、突撃訪問の続きです。

(→<留学生家族のお世話 その2>)

「あがって下さい!」と部屋に招き入れてくれた韓国の奥さん(以下:オンマ)。

子供達が”どどどっ”とあがりこんだ!から、今回のお話。。。

 

あがってみると、同じ間取りとは思えない広さでした

どうして?って、家具がほとんど無いんです。

なんて言ったって、毎年1年しか住まない家族寮。

最低限の家具のみの殺風景なお部屋の中に、

ぽつんと4歳位の男の子が一人・・・。。。

なんとも言えない、寂しさが醸し出されているお部屋。

(おそらく、スーパーで見かけたアッパ(お父さん)は、

                  大学の研修でいないのでしょう。)

言葉も解らず、友達もいず、きっと寂しかったのでしょう。。。

部屋の中の空気が、物語っていました。。。

 

そんな、静寂の中、どっと押し寄せた同年代の子供達とその母達

見る間に子供達は溶け込み、楽しそうに遊んでいました。

良かった!^~^!

そして、実はオンマ、以前、長く日本に住んでいたとのこと。

なので、日本語も結構話せました。

ちょっと安心した私達^^;。

ほ~~~~!^^!

 

そんな時、オンマが「アンジュセヨ」と椅子に座るように声をかけてくれました。

アンジュセヨといえば、ヒッポの活動でよく使っている言葉。

(お話タイムのことを「アンジュセヨ タイム」と言うのです^^。)

なので、すっごく親近感を覚えて、親子共々リラックス!

 

その後は、何をどうやって話したのか?全く覚えていませんが、

友達もなく、勝手も解らず、心細かった・・・と、オンマが話してくれました。

確かその時は、5月。

2月に来日して、3ヶ月経った頃。。。

こんなにたくさんの韓国語を話したのは、

     日本に来てから、今晩が初めてです。

と、大変喜んでいました。

えっ?韓国語?話したっけ???

私達は例の3個(アンニョンハセヨ・ケンチャナヨ・マシッソヨ)しか知らない身。

 

    メロンを食べて、マシッソヨ。

    お替りどうぞ!と言われて、ケンチャナヨ。

 

そんなものです!@@!

ですが、オンマにとっては、それがとっても嬉しかったようです。

それからの1年間、それが縁で、

ワッタカッタ(行ったり来たり)の交流が始まりましたとさ。

めでたし、めでたし!!!