先日の保育園の講座で、言葉の成長のプロセスの話しを
紙芝居を使って行ないました。
その時に、ちょうど、長男もその話しを聞いて・・・・・それにまつわることが起きたとのこと。
先日買物をしていたら、長男が薬局のレジのおばちゃんに、ダイン 知ってますか?って
予想外に話しかけられ、長男いわく、なんの脈絡もなくてビックリしたとのこと。
結局その話しの落ちは、
薬局でも宣伝を ライン でやるので・・・ってことらしかったのですが、
そのおばちゃんの発する音が ダイン だったとのこと。
結果的にはラインと判断できたけど、初めは全く想像がつかなかったと言ってました。
D と L 全然違う音だけど、
T D N L (ただなら → もらうよ・・・・いやいや、タダナラという音の並びの説明)
これらの音は、前舌音グループという位置づけで、同じ組に入っています。
この音を出す時は、舌の動きが同じで、上あごに舌がつく感じ、
なので、この音がまだ上手くだせない赤ちゃんは、
ライオンのことを ダイオン さん と言ってたり
自動車のことを じろうしゃ って音をだしていたりと
ぶどうも ブロウちょうだいって、赤ちゃんレポートに書いてくれたお母さんメンバーもいました。
お母さんはもちろん、ブロウでもブドウってわかるし
ジロウシャでも自動車ってわかります。
それは同じ音のグループだから。そして関係性があるから。
それが、成長して、段々細かくわかれて言えるようになり、タ ダ ナ ラと
区別が付く。そんなプロセスを赤ちゃんは踏んでいるのです。
前途のおばちゃんは、成長のプロセスからもはや 退化かっつ(失礼)??
しかし、自分でもダインと聞こえて、ダインと発音しているのでしょうか。
どういうことだろう。 不思議だ 実に面白い(福山風) まさかのハナが詰まっていたとか?
でも、長男がそんな話しをして、身近にあることばの不思議を
見つけて、一緒に面白がれるのが、楽しいです。