パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

人生の苦い体験、ホームステイ

2015年03月09日 | ヒッポファミリークラブ

アンニョンハセヨ

 

ヒッポでは小学5年生から、ロシア、韓国、台湾などホームステイに参加することができます。

もちろん数か月にもわたり、事前の準備はします。

そして、現地に行くまでは皆一緒ですが、その後は一人で現地の家庭に入るわけで、

それは、それは結構な冒険となるわけです。

 

そんな冒険に行ってみようと、今年も沢山の子供たちが準備をしています。

この歳で、この体験、それが今後、人生にどんな影響を及ぼすかは、計り知れませんが、なんだかの形で心に残るはず。

 

 

というのも、自分自身がそんな体験をしているから、

 

思い起こせば、何十年前??かな、

英語を勉強していたので、いつかはと思い、お金をためて、社会人になって初めて

一人で、ホームステイにニュージーランドに行きました。

 

英語は机の上や、英会話の先生にも習い、話せる??気になっていました。

何せ、「習って」いましたから。

 

でも、現地に行って、そんな自信はあっけなく、がたがたと音を立てて崩れました。

全然通じない英語・・・・

 

しかも、

ステイ先には子供もいて、その子達も英語を話し、

おばあちゃんもいて、おばあちゃんでも英語を話し、

しかも、朝から夜までずーーーっと英語。

おまけに、犬もいて、

もう、お前もまさか英語かっつ?って思えてきて、

その後は酷いホームシックになりました。

 

私の英語は、習っていたので、時間になると始まり、終わればすぐに日本語でOK

こんなに長く「習う」ことがないので、もう、朝からは英語は勘弁してーーって感じでした。

 

全部、ずっと英語なんて、考えてみれば、当たり前の話だけどね

 

私にとっての英語はステイタスみたいなもんで、

「英会話やってまーーす」って、お料理、お花、英会話って位置づけ。

 

 

でも、向こうでは人々が生活の中でい、生きていくために必要なものでした。

 

それに、気が付いたのは、なんとホームステイに入ってからという後の祭りで、

ステイ中に何をしていたかと言うと、

 

できるだけ、部屋に籠り、寝てばかり、

食事時はできるだけ、目を合わさないで、話さないようにしていた、

たまにこちらに話を振られると、それはさしずめ、

授業中に当てられて、焦っている、、、そんな感じで、一生懸命文法を考えて

話そうと思うと、すでにその話題は終わっていたり 

 

よく、ヒッポの青少年交流の準備会では、「こんなことやってはいけない10か条」みたいなことがでるのですが

それを全部やって来た、私の初ホームステイ体験。

 

一見失敗に見える初めてのhomestayですが、

まあ、そんな苦い体験があるから、今の自分があるのかも。

 

もう大分昔の話ですが、今でもよく覚えている人生の一ページです。

 

 



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