アンニョンハセヨ
ヒッポでは小学5年生から、ロシア、韓国、台湾などホームステイに参加することができます。
もちろん数か月にもわたり、事前の準備はします。
そして、現地に行くまでは皆一緒ですが、その後は一人で現地の家庭に入るわけで、
それは、それは結構な冒険となるわけです。
そんな冒険に行ってみようと、今年も沢山の子供たちが準備をしています。
この歳で、この体験、それが今後、人生にどんな影響を及ぼすかは、計り知れませんが、なんだかの形で心に残るはず。
というのも、自分自身がそんな体験をしているから、
思い起こせば、何十年前??かな、
英語を勉強していたので、いつかはと思い、お金をためて、社会人になって初めて
一人で、ホームステイにニュージーランドに行きました。
英語は机の上や、英会話の先生にも習い、話せる??気になっていました。
何せ、「習って」いましたから。
でも、現地に行って、そんな自信はあっけなく、がたがたと音を立てて崩れました。
全然通じない英語・・・・
しかも、
ステイ先には子供もいて、その子達も英語を話し、
おばあちゃんもいて、おばあちゃんでも英語を話し、
しかも、朝から夜までずーーーっと英語。
おまけに、犬もいて、
もう、お前もまさか英語かっつ?って思えてきて、
その後は酷いホームシックになりました。
私の英語は、習っていたので、時間になると始まり、終わればすぐに日本語でOK
こんなに長く「習う」ことがないので、もう、朝からは英語は勘弁してーーって感じでした。
全部、ずっと英語なんて、考えてみれば、当たり前の話だけどね
私にとっての英語はステイタスみたいなもんで、
「英会話やってまーーす」って、お料理、お花、英会話って位置づけ。
でも、向こうでは人々が生活の中でい、生きていくために必要なものでした。
それに、気が付いたのは、なんとホームステイに入ってからという後の祭りで、
ステイ中に何をしていたかと言うと、
できるだけ、部屋に籠り、寝てばかり、
食事時はできるだけ、目を合わさないで、話さないようにしていた、
たまにこちらに話を振られると、それはさしずめ、
授業中に当てられて、焦っている、、、そんな感じで、一生懸命文法を考えて
話そうと思うと、すでにその話題は終わっていたり
よく、ヒッポの青少年交流の準備会では、「こんなことやってはいけない10か条」みたいなことがでるのですが
それを全部やって来た、私の初ホームステイ体験。
一見失敗に見える初めてのhomestayですが、
まあ、そんな苦い体験があるから、今の自分があるのかも。
もう大分昔の話ですが、今でもよく覚えている人生の一ページです。
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