韓国報告の続きです。
そして、私達は、忙しいところを時間を割いてくれたヨンチョル先生が最後まで責任を持って見届けてくれて、
蓮根西日暮里夫婦も見送りのもと、
帰国の途に着くべく、豪華リムジンボスで、インチョン空港に向かいました、
いや、向かおうとしました。
だが・・・・・・
バスのチケットはまとめてSさんが買ったので、バスの中で配りました。
なんだか、ホットしたような、どっと疲れたような、不思議な安堵間が広がり、
私達は一番後ろの席に陣取り、お勧めの棒餃子と、マントウを食べようかなって
思っていたとき、前の席から車掌さんが
やってきました。
四角い顔の、いかつい感じ、ちょっと下駄・・・・的なおじさん。
チケットの半券をもぎりにやってきました。
端から1人づつ出し、私も出し、そして、そして、一緒に行ったメンバーの KK ?あれ?
ないの
ほぼ数分前に渡したよね、チケット?
なのに、ないのーーー
ええーー、だって、たった 今でしょ。渡したの
ってことで、カバンから、ポケットから、胸ポケットから、
探してもじぇんじぇんごじゃいません。
まあ、結局私達の中にはまだプチ動揺があったのかもです。
ということで、
困ったなと思ってたら、下駄の車掌ずっと見ていて、
なにやら、またしても、なぜ私ですか!!
なんだ、かんだと言って来ました。
そこで、また落ち着いて
言葉を聞くんじゃない、何を言いたいかを聞くんだ!作戦にでました。
すると、あっけなくフツーにわかり、
結局は半券がないと、自分があとで事務所に報告するのに困る的なことを
言ってまして、そこで、KK あわてて再度、カバンの中、ポケットの中、
手持ちの財産をすべて椅子に並べるぐらいの勢いでしたが、
全部さがしたけど出てこなくて、とうとう出発の時間。
下駄は諦めたとみたか、苦い顔をしつつ、バスを出発させました。
まあ、団体だし、皆持ってるんだから許してくれるでしょって
暗黙の了解を皆でして、棒餃子をくらいつていました。
走りだしたバスはしばらくすると、バス会社の事務所前みたいなところに止まり、
すると、なんと、なんと、また下駄がやってきました。
再度、探せとのこと、 まさに、「じぇじぇ!」
そうだ、そうだ、ヒッポのCDで、写真をもう一枚撮る時に
タシハンボニダーーって言ってたたなと思い、
恐る恐る
「タシ?」と聞いたら、
「ねー」と当たり前のように、下駄は答え、
もう一度支払うように言って来ました。
こんな時にもすぐに、通じて、しまい、幸か不幸か
本当はわからないふりしてればと思いつつも・・・・
はーーー、30000円、ひゃーー高いって思うけど、
ウオンだから、ゼロをとって、
3000円ぐらい。
しょうがない、KK タシ 払いましたよ。30000ウオン
「OK--」と勝ち誇ったような笑顔で下駄は退場。
で、まあ、とりあえず、一件落着とし・・・・ KKは常備薬を飲もうと
カバンの一番手前の、ポケットからおもむろに薬を出した、
出した 出したら
なんと
ヒラヒラとボスチケットが出てきたではありませんか。
支払ってから、1分後。何故、いま??
「あったーーー、でたーーー」と言いながらも、
現金はすでに、下駄が没収済み
もうだめかな、どうしよう、と皆が思っていたとき、
すかさず、行動力抜群のSさんがそのチケットをもって、
下駄の方に駆け出しました。
そして、交渉すること 数秒
輝く3枚のお札を持って凱旋帰席??(なんて言葉ないかな)
いやあーー よかった、よかった。
もしかして、
私達って、持ってるかも??
いや、ついてるの?
いや、憑いてるかも?
そして順番に行くと次は私かな
不安がよぎりながらも、何とか
無事 飛行機搭乗。
機内で韓国のビール カスを飲みながら、無事帰国の途に着きましたとさ。