風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

君は愛されるため産まれた。

2007-05-22 23:48:00 | Weblog
そのニュースを見て思わず泣いてしまった。

生れて間もない、へその緒がついている赤ちゃんがゴミ袋に入れられてごみ集積所に置かれていたという。赤ちゃんの泣き声で気がついて、その近所の人たちの命のリレーによって赤ちゃんは医師のもとへ、その小さな命は助かった。低体温でもう少し時間がたっていたらあぶなかったそうだ。

どうしてそんなことができるのだろうか?

つい最近もバイクのヘルメットを入れるところに1歳の赤ちゃんを入れておいたら死んでしまったので捨てたというそんな悲しい事件があったばかりだ。

なぜ?

でも10ヶ月間、母親のおなかで育ってきた赤ちゃん。

私も2人の子どもをこの胎に授かった。
最初のうちから愛情があるというよりは自分の中で命が宿るという不思議さのほうがつよかった。日がたつにつれてつわりがあり、おなかは大きくなり、赤ちゃんが動くのがなんとなくわかる、赤ちゃんが元気におなかで動くのがわかるようになる。そんな変化の中で愛情が一緒にはぐくまれていくというような感じだった。

お産の苦しみのすえに生まれた時はうれしくて涙が出た。

私はいい人でもなんでもない。私がこんな事を書いたら、その人を裁いているように見えるかもしれない。人それぞれバックグラウンドは違うけれど、赤ちゃんを捨てたその人は望んでいない妊娠で、生れるまで不安だったのだろうか。でも愛情がこれっぽちもなかったとはいえないだろう。そう思いたい。

でもその子は産まれた。その子には生きる権利がある。

どうかこの赤ちゃんの上に神様のご加護がありますように。その子の行く末を祝福してくださいますように。またこんなひどい事がもうこれ以上ありませんように。

相談するところは探せばある。小さな命を救う会、乳児院や児童相談所、教会だって相談にのってくれるだろう。私のクリスチャンの友人は、あるカップルがホテルで赤ちゃんを産み落としそのまま遺棄したというその事件に心を痛め、このような小さな命を救う働きのために今アメリカで勉強している。詳しくは「逃れの街ミニストリー」をみてください。(小さな命を救う会がリンクされています。)

神様がいるなら、神様が愛だというなら、なぜこのような悲惨な出来事をほうっておかれるのかという人もいるかもしれない。これは人間の罪による。

私は神様の愛を信じる。人間には限られた理解力しかなく物事の全てを見極める事ができないが、聖書から伝わってくるのは神様の愛だ。

「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女たちが忘れても、この私はあなたを忘れない。」(旧約聖書イザヤ書49章15節)

「ー胎内にいる時からになわれており、生れる前から運ばれたものよ。あなたがたが、年をとっても、私は同じようにする。あなたがたがしらがになっても、私は背負う。私はそうしてきたのだ。なお、私は運ぼう。私は背負って、救い出そう。」(旧約聖書イザヤ書46章3節ー4節)

「彼らが苦しむときには、いつも主も苦しみ、ご自身の使いが彼らを救った。その愛とあわれみによって主は彼らを贖い、昔からずっと、彼らを背負い、抱いてこられた。」(旧約聖書イザヤ書63章9節)

赤ちゃんへ。。。あなたは愛されるために産まれたんだよ。

「私の目には、あなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」(旧約聖書イザヤ書43章4節)

アルバはいつも一緒

2007-05-22 13:44:15 | 我が愛猫たち
今日も教会の婦人会は休んで、アルバと一緒に讃美歌のピアノ曲を静かに、ただきいていた。

アルバはいつも私の近くにいる。母猫だとでもおもっているよう。
去勢してから余計に甘ったれになったかな。

トイレに行くにもドアの外で待っている。時々かわいい前足がドアのすきまからひょこっとでていたずらしている。

お風呂に入っている時も扉の外で「はやくでてきてよぉ!」とでもいうようにニャンニャンないている。

なんだか小さい子どもがおかあさんの後追いしているみたい。

私がゴロってそこらへんに横になるとアルバも私のおなかあたりでぴったりよりそって同じ格好で横になる。

ひざの上に来るのも、布団で一緒に寝るのも私だけなので子ども達はうらやましくて、えさとかマタタビでつって何とかアルバをなつかせようとしているけど今のところ私だけみたい。

今もこうしてパソコンをしているけど、アルバは隣のいすで寝ている。


この頃アルバの面白い行動を発見。

アルバはなんでもないおまんじゅうの箱がお気に入りなのだ。
箱をみつけると、目をらんらんとさせてちゃ、ちゃ、ちゃっと砂を掘るようなそぶりを見せる。なんだか猫用簡易ルームランナーといったところ。



そして十分その作業を終えると箱のなかにみっしりとおさまってしまう。

その姿はまるで「ねこまんじゅう」・・・・。




「箱入り猫ニャ!なんか文句ある?}(アルバより)