風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

ちりとてちん2

2008-02-05 14:43:34 | 落語
寄席いきたいなぁ。先月目をつけておいた池袋演芸場二之席なんだかんだ予定が入っていけなかった。。。

そのかわりといっちゃなんだけど先日NHKBS2で三遊亭金馬師匠の「ちりとてちん」をきいた。


「ちりとてちん」の噺は「長崎名物」として知ったかぶりの友人に豆腐の腐ったものを食べさせる噺なのだが、金馬師匠は噺の中で「韓国名物」にしていた。

その食べる時の顔。もう見事!顔芸!見てるだけで、臭いのまずいのがつたわってくる。もうこれだけでお客さんから拍手がくる!
さすが名人芸!いつか寄席で金馬師匠みてみたい!

同じ噺でも演じる人によって面白さも違ってきたり何か新鮮であったりする。なんでも芸事は共通するところがあるのかもね。役者も、演奏も、書道とかも。



しかし、ドラマの「ちりとてちん」、なんだか師匠さんの具合は相当悪いようで・・・・。胃がんかな。。。。

なんか思い出しちゃうんだよね。父のこと。
自分の死と向き合う時、残された時間で精一杯自分の生きた証みたいなものを残したいと思うんだろうな。入院する直前まで筆をとっていたから。

落語も書道も芸事だから。最後までにこれを仕上げていきたいみたいな。
お弟子さんにもその人に見合った道筋みたいなものを示して、それをみどとけていきたいのかも。

若狭ちゃんの創作落語どうなるんでしょ。