フジテレビで6:15くらいから放映してたと思う。
湘南ライナス学園と発達障碍の子供たちの特集。
湘南ライナスは名前だけは聞いていた。以前親の会で知り合ったお子さんがその学校に入るために引越しされたことがあった。
人懐っこくてかわいい子で私の膝枕をしたこともあった。どうしてこんなにいい子が学校でやっていけないんだろうと思った。
TVに出ていた子どもも笑顔がかわいい人懐っこい感じのする子供さん。
でも、思いがけない事が起こると感情をコントロールできなくてパニックになってしまう。彼は高機能自閉症ということだった。
また、18歳の青年、長男と同じくらい彼は衝動性を止められないADHD(注意欠陥多動性障害)であった。勉強するのは好きだがやったことのない問題が出るとイライラがつのり教室を出て行ってしまう。あちこちのものに自分のやり場のない怒りをぶつけていた。また、「薬飲んでるだけで変な目で見られる。」前の学校での陰湿ないじめを語っている彼の言葉には心が痛む。
2人の言動をみていると長男と重ね合わせてしまう。長男も同じ、薬から始まっていじめが始まって居場所がなくなって・・・・。
長男はこの2人の行動を併せ持つ。
今日のライナス学園の特集を見て子どもにとって安心して勉強できるところこそ、その子にとっての学校なのだと思った。
湘南ライナス学園は言われもない中傷をネットに書き込まれひどいダメージを受け、名誉毀損で訴えた。そしてやっと勝訴したとき、その18歳の青年は泣きながら彼を受け入れてくれた学校への感謝の思いをマスコミを前に立派に語っていた。
さて、ここからは長男の話だが、彼は初めいじめに耐えていた。
でもよくよく彼と話をして彼が受けていた陰湿ないじめを知り、先生が彼の障碍について理解がないとわかった時、私は彼にこういった。
「もうあんな学校いかなくていい!あんたにあった学校みつけよう。」
こうして私はわが子を不登校にさせたのである。
友人達は、後から来る発達障碍の子のためにも学校と戦うべきだといった。確かにそういう姿勢も大事かもしれない。でもまず初めに自分の子どもの居場所を作ってやらなければもうこのままではつぶされてしまうと思った。
そうしてフリースクールにいくことになった。フリースクールではどんな時でも彼を受け入れてくれた。居場所を与えてくれた。フリースクールで星槎国際高校の事を聞き、その学校に行くことができた。私もダンナもフリースクールとこの高校の先生にはほれ込んでいる。それだけ生徒のために労苦を惜しまない先生方ばかりなのだ。
先日高校の3年間、担任をしてくれた先生から、電話があった。「どうですか?彼は元気ですか?」そのとき、知ったのだが、長男は不安があると、この先生やフリースクールの先生に連絡を取っているという。親ではない第3者に相談できる事は大事なことだと思う。あまり遅い時間にかけてはいけないといっておいたが、先生のほうはいつでもどうぞ、という感じである。「僕はOOO君がかわいくて仕方ないんです。それにフリースクールの先生とも連絡とってますし、今の専門学校にも知り合いがいるのでいろんなところからOOO君の情報ははいってきますよ。」とのことであった。
なんてありがたいことだろう!
高校もフリースクールも卒業したというのに、まだバックアップしてくださるとは!
いろいろな意見があるかもしれない。
でも長男はこれらの学校でいろんなことで悩んでいるクラスメイト達を見て、先生方の熱心な指導のおかげで確実に成長できたのだ。
もちろんこの先生方に出会わせてくださり、成長させてくださった神様に感謝している。
長男の卒業アルバムの家族への感謝の欄にこう書いてあった。
「(この)学校へいかせてくれた事」
彼らには理解してくれる人が必要なのだ。
わざとわがままに振舞っているのではない。コントロールできないだけ。
でも彼らのスペシャルニーズを理解し、支えてくれる環境さえあれば確実に成長できるのである。
湘南ライナス学園と発達障碍の子供たちの特集。
湘南ライナスは名前だけは聞いていた。以前親の会で知り合ったお子さんがその学校に入るために引越しされたことがあった。
人懐っこくてかわいい子で私の膝枕をしたこともあった。どうしてこんなにいい子が学校でやっていけないんだろうと思った。
TVに出ていた子どもも笑顔がかわいい人懐っこい感じのする子供さん。
でも、思いがけない事が起こると感情をコントロールできなくてパニックになってしまう。彼は高機能自閉症ということだった。
また、18歳の青年、長男と同じくらい彼は衝動性を止められないADHD(注意欠陥多動性障害)であった。勉強するのは好きだがやったことのない問題が出るとイライラがつのり教室を出て行ってしまう。あちこちのものに自分のやり場のない怒りをぶつけていた。また、「薬飲んでるだけで変な目で見られる。」前の学校での陰湿ないじめを語っている彼の言葉には心が痛む。
2人の言動をみていると長男と重ね合わせてしまう。長男も同じ、薬から始まっていじめが始まって居場所がなくなって・・・・。
長男はこの2人の行動を併せ持つ。
今日のライナス学園の特集を見て子どもにとって安心して勉強できるところこそ、その子にとっての学校なのだと思った。
湘南ライナス学園は言われもない中傷をネットに書き込まれひどいダメージを受け、名誉毀損で訴えた。そしてやっと勝訴したとき、その18歳の青年は泣きながら彼を受け入れてくれた学校への感謝の思いをマスコミを前に立派に語っていた。
さて、ここからは長男の話だが、彼は初めいじめに耐えていた。
でもよくよく彼と話をして彼が受けていた陰湿ないじめを知り、先生が彼の障碍について理解がないとわかった時、私は彼にこういった。
「もうあんな学校いかなくていい!あんたにあった学校みつけよう。」
こうして私はわが子を不登校にさせたのである。
友人達は、後から来る発達障碍の子のためにも学校と戦うべきだといった。確かにそういう姿勢も大事かもしれない。でもまず初めに自分の子どもの居場所を作ってやらなければもうこのままではつぶされてしまうと思った。
そうしてフリースクールにいくことになった。フリースクールではどんな時でも彼を受け入れてくれた。居場所を与えてくれた。フリースクールで星槎国際高校の事を聞き、その学校に行くことができた。私もダンナもフリースクールとこの高校の先生にはほれ込んでいる。それだけ生徒のために労苦を惜しまない先生方ばかりなのだ。
先日高校の3年間、担任をしてくれた先生から、電話があった。「どうですか?彼は元気ですか?」そのとき、知ったのだが、長男は不安があると、この先生やフリースクールの先生に連絡を取っているという。親ではない第3者に相談できる事は大事なことだと思う。あまり遅い時間にかけてはいけないといっておいたが、先生のほうはいつでもどうぞ、という感じである。「僕はOOO君がかわいくて仕方ないんです。それにフリースクールの先生とも連絡とってますし、今の専門学校にも知り合いがいるのでいろんなところからOOO君の情報ははいってきますよ。」とのことであった。
なんてありがたいことだろう!
高校もフリースクールも卒業したというのに、まだバックアップしてくださるとは!
いろいろな意見があるかもしれない。
でも長男はこれらの学校でいろんなことで悩んでいるクラスメイト達を見て、先生方の熱心な指導のおかげで確実に成長できたのだ。
もちろんこの先生方に出会わせてくださり、成長させてくださった神様に感謝している。
長男の卒業アルバムの家族への感謝の欄にこう書いてあった。
「(この)学校へいかせてくれた事」
彼らには理解してくれる人が必要なのだ。
わざとわがままに振舞っているのではない。コントロールできないだけ。
でも彼らのスペシャルニーズを理解し、支えてくれる環境さえあれば確実に成長できるのである。