先週だったかな。某チャンネルのいろんなジャンルのベストスリー紹介する番組で天才のベストスリーを紹介していた。
天才達はサヴァン症候群、自閉症、発達障碍ということであったが、見ているうちに長男との共通点をみつけて、特に幼い頃を思い出していた。長男は彼らのような天才ではないけれどやっぱり似たところはあるものだ。
記憶力、一度しか見ていない映画なのに鮮明にその場面を思い出すことが出来たり、道も一度通ったところは間違えない。私のナビがわり。それにある特定の分野についてはものすごい量の知識がある。
コミュニケーション、昔は会話になっていなかった、唐突に好きなことを熱心に話しだし、それについてこちらが話しかけるともう違う話題になっていたり。だから私の父が生前、「おい、こいつ人の話しきいてないぞ。」なんていっていたこともあった。今はちゃんと会話になるけどね。
本が大好きで、好きな分野の本を読みまくっているところとか、「似てる、似てる、こういうところおまえにそっくりだよ。」テレビをみてわらいころげていた。
そうしたら「それで苦しむ事だってあるんだよ」。とぽつっと言った。
記憶力などは写真に取るように記憶しているとは聞いたことがあるが、いいことばかりではない。嫌な思い出があった場合、それに似た状況に陥るとそのときのことがフラッシュバックされ、2重、3重に苦しむ事になる。
前にも、長男がこんな事をいってびっくりしたことがある。
「僕は結婚はしないよ。アスペの子が生れると嫌だから。」
ショックだった。そんな風に思っていたなんて!そんな風に思い苦しんでいたのだとしたらそれは私の接し方が悪かったからだ。
私はあわてて「お母さん、怒っちゃうと時々ひどい事あなたに言ってしまうけど、それは本当じゃないよ。お母さん、あなたが生れた時、本当にうれしくて泣いちゃったんだから。今だってかわいいと思ってるよ。」
私は自分の存在を否定するような生き方はしてほしくない。多少人と変わっていたって肩で風切って自信に満ち溢れてあるいていってほしい。
私も小さい頃、ボーっとしていて、変わってるといわれ続けた。物知りで通っていた。けれども変わっているといわれることについては別に嫌ではなかった。
「お母さんもあなたと似たところがあったけど、変わり者って言われても別に嫌じゃなかったよ。反対にみんなと違う事が嬉しかったりしたし。だからあなたがおなかにいるってわかった時、神様に行お願いしたの。(このときはクリスチャンじゃなかったけど)私にどうか変わった子どもをさずけてくださいって。」
「まったく、なんて祈りをするんだよ。」と長男は笑っていた。
「みんなと変わっていることがいやなの?」
「嫌じゃないよ。変わっているほうがいい。でも時々つらいんだ。」
「うん。」
辛いんだろうな。私が考えているよりもずっと。
昔はわけのわからない恐怖で身体が動かなくなった事だってあったんだもの。
もっと彼のセルフエスティームを高める育て方が他にあったのではないだろうか。私は感情的になってしまうとひどい事もいってしまう。もちろんその後誤って抱きしめて終わりということにしていたけど。
もう一度やり直せたら・・・・。そんなこと、もちろんできないけど。
心が痛んだ。
天才達はサヴァン症候群、自閉症、発達障碍ということであったが、見ているうちに長男との共通点をみつけて、特に幼い頃を思い出していた。長男は彼らのような天才ではないけれどやっぱり似たところはあるものだ。
記憶力、一度しか見ていない映画なのに鮮明にその場面を思い出すことが出来たり、道も一度通ったところは間違えない。私のナビがわり。それにある特定の分野についてはものすごい量の知識がある。
コミュニケーション、昔は会話になっていなかった、唐突に好きなことを熱心に話しだし、それについてこちらが話しかけるともう違う話題になっていたり。だから私の父が生前、「おい、こいつ人の話しきいてないぞ。」なんていっていたこともあった。今はちゃんと会話になるけどね。
本が大好きで、好きな分野の本を読みまくっているところとか、「似てる、似てる、こういうところおまえにそっくりだよ。」テレビをみてわらいころげていた。
そうしたら「それで苦しむ事だってあるんだよ」。とぽつっと言った。
記憶力などは写真に取るように記憶しているとは聞いたことがあるが、いいことばかりではない。嫌な思い出があった場合、それに似た状況に陥るとそのときのことがフラッシュバックされ、2重、3重に苦しむ事になる。
前にも、長男がこんな事をいってびっくりしたことがある。
「僕は結婚はしないよ。アスペの子が生れると嫌だから。」
ショックだった。そんな風に思っていたなんて!そんな風に思い苦しんでいたのだとしたらそれは私の接し方が悪かったからだ。
私はあわてて「お母さん、怒っちゃうと時々ひどい事あなたに言ってしまうけど、それは本当じゃないよ。お母さん、あなたが生れた時、本当にうれしくて泣いちゃったんだから。今だってかわいいと思ってるよ。」
私は自分の存在を否定するような生き方はしてほしくない。多少人と変わっていたって肩で風切って自信に満ち溢れてあるいていってほしい。
私も小さい頃、ボーっとしていて、変わってるといわれ続けた。物知りで通っていた。けれども変わっているといわれることについては別に嫌ではなかった。
「お母さんもあなたと似たところがあったけど、変わり者って言われても別に嫌じゃなかったよ。反対にみんなと違う事が嬉しかったりしたし。だからあなたがおなかにいるってわかった時、神様に行お願いしたの。(このときはクリスチャンじゃなかったけど)私にどうか変わった子どもをさずけてくださいって。」
「まったく、なんて祈りをするんだよ。」と長男は笑っていた。
「みんなと変わっていることがいやなの?」
「嫌じゃないよ。変わっているほうがいい。でも時々つらいんだ。」
「うん。」
辛いんだろうな。私が考えているよりもずっと。
昔はわけのわからない恐怖で身体が動かなくなった事だってあったんだもの。
もっと彼のセルフエスティームを高める育て方が他にあったのではないだろうか。私は感情的になってしまうとひどい事もいってしまう。もちろんその後誤って抱きしめて終わりということにしていたけど。
もう一度やり直せたら・・・・。そんなこと、もちろんできないけど。
心が痛んだ。