風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

同じ名前のバビュ~ンな子

2010-02-20 00:15:18 | 長男のこと
午後、仕事帰りにメンヘルに行くため、予約時間が来るまで暇つぶしをすることに。

駅ビルには100均コーナーがあっていつもそこに行くのだが、その途中お母さんに抱きかかえらえて小さな男の子が泣き叫んでいる。どうやらその方向には行きたくないらしい。

手足をバタバタぎゃんぎゃん泣きわめく。お母さんは必至でなだめようとする。

かわいいな。。。。

まるで昔の私と長男みたい。。。

「ほら、OOちゃんの好きなもの買いに行くんだよ。」

OOちゃん。。。。って長男と同じ名前じゃない!

なんだかその親子から目が離せなくなった。


エスカレーターが2階に着いた途端、その男の子はお母さんの手からすりぬけバビューンとはしりだした。

うわぁ、この多動なところなんかも長男に似ている。
しかし、あぶないなぁ~・・・・・。

どこに行くのかと思ったらその子、長男と同じ名前の2歳児位の男の子はなんと私のほうに向かって歩いてきたのだ。

なんだかほほえましくてその子を見てニコッとした。
その子も私に気づいて、なんだかはにかんだような笑顔を見せて私の目の前で立ち止まった。

可愛い子・・・・・。思わず頭をなでてしまった。

「OOちゃんていうの?」

その子はにこにこしながら何かごにょごによとお話しているんだけど、2歳児のいっていることはわからない。。。

「ママは?ママどこにいったかな?」

そういうと男の子は多分その辺にいるというように振り返った。
親が離れていても全然平気なんだな。この辺も長男にそっくり。

母親は青くなって探していたらしい。向こうのほうから走ってきた。

「OOちゃん!」

母親は私に一言「すみません…」というとOOちゃんを連れて行ってしまった。行先は同じ100均コーナーだった。

100均コーナーでもその親子が気になってつい見てしまった。

OOちゃんはその後またまたバビューンと走りだしたり、次から次へと品物に手を出してはお母さんが追いかけている知った感じ。

うわぁ、多動なところまでそっくりだなんて!
おっかしい・・・・。

今は20歳の長男、あんなころあったんだよね~。。。


久しぶりにあのときの長男をかわいくてしかたなかったときの、その気持ちをおもいだした。
神様、素敵な時間をありがとう。