渋谷に楽器の調整にいった。
渋谷マークシティ4Fのはずれから道玄坂口に出てすぐのところにセルマージャパンはある。ここにミヤザワフルートのフルート技師さんが出張できているのだ。
おなじみのフルート技師のSさんがいつもやってくださるのだが今日はお忙しいらしくとてもきれいなフルート技師のKさんを紹介していただいた。
楽しくフルートの話などしながらあっという間に1時間が過ぎ、調整もばっちり!
時間はたっぷりあるしどこかにいこうかな、と頭に浮かんだのは名曲喫茶ライオンだった。
1926年創業という古い喫茶店である。一度インターネットで見つけて行ってみたいと思っていたので、ちょうどいい、今日は名曲喫茶探検だと意気揚々と出かけたのだ。
ライオンは道玄坂2ー19あたりにある。携帯のアバウトな地図だけで探していたのでわからないったら。ちょうどお昼過ぎだし、お腹もすいた。久しぶりに喫茶店メシでも食べようと思っていたわけですが。。。。。
場所は道玄坂2丁目です。。。
ホテル街だよ。。。変ないかがわしい店がたくさんあるのだよ。。。。
しかも優良風俗店紹介所って・・・。
なんなんだ!ここは!
なかなかライオンのある2丁目19番見つからない。入り組んでる道。もう帰ろうか。。。
そう思っているところに「19」の番号が!
しばらく歩くと・・・・あった、名曲喫茶ライオン!
すごく古い建物だ。
創業1926年(昭和元年)とあり、ドアに店内撮影禁止とかいてある。
おそらく創業当時のままだろうな。
戦争で一度焼けて昭和25年にもう一度、創業当時のデザインで立て直したとか。。。
ドアの前…なんか…ちょっと勇気がいる。。。
中に入るといらっしゃいませという声はなく店員さんが軽く会釈。
店内はけっこう暗い。アイリッシュパブかと思った。でも結構上品な趣がある。
静かにクラッシックの曲が流れている。古い独特の香り。
暖房はストーブが置いてある。
店内の柱など黒くなり、飾ってある絵はシューベルトだろうかこちらも額も中の絵も黒ずんでかすかに見えるような感じ。時代を感じさせる。
何千枚というレコード。
懐かしいというか、完全に、昭和初期時代にタイムスリップした感じ。
谷中の喫茶店「乱歩」のマスターはお爺ちゃんで、とうぜんここのマスターもお爺ちゃんのイメージがあったんだけど、マスターと思われる人はお兄さんであった。
席は…おお!みんなステレオのほうに向いている!(おんなじ方向)
店内にはクラッシック音楽が好きと思われる親父たちが何人かいた。
お腹すいてたので何か食べようかと思ったんだけど、メニューは飲み物のみ。。。
そりゃそうだよな。名曲聴くのにもぐもぐ、カチャカチャは雑音だ。
ミルクエッグを注文。(ミルクセーキのあったかいもの)
ここは本当に名曲を聴くためにできたんだなと実感。
曲が終わるごとにマスターがマイクで今の演奏は・・・・と演奏者やオーケストラなどを紹介する。
ブラームスのバイオリン協奏曲、ベートーベンのピアノソナタ「熱情」、ヘンデルのチェンバロ曲。ラッキーなことに私の大好きなグレングールドの演奏。
リクエストも受け付けているらしい。持ち込みにCD,MD,レコードもかけてくれるんだそうだ。
ここは3時、7時にライオン・コンサートがあるらしい。ちゃんとその月のプログラムがあるんだよ。
よく見たら2,3階もある。プログラムには立体バイノーラル・レコード使用、各階ステレオ音響完備(帝都随一を誇る)と書いてあった。私は音響だとか、ステレオに疎いけど、音は迫力があって綺麗だと思った。
しばらく聞いてそれなりに音楽を楽しんだのだけど、なんでだろう、なんだか変な感じがして店をでた。
騒がしい渋谷のど真ん中にあまりにもかけ離れた世界だから?
そんなタイムスリップスポットだったからだろうか。。。。
渋谷マークシティ4Fのはずれから道玄坂口に出てすぐのところにセルマージャパンはある。ここにミヤザワフルートのフルート技師さんが出張できているのだ。
おなじみのフルート技師のSさんがいつもやってくださるのだが今日はお忙しいらしくとてもきれいなフルート技師のKさんを紹介していただいた。
楽しくフルートの話などしながらあっという間に1時間が過ぎ、調整もばっちり!
時間はたっぷりあるしどこかにいこうかな、と頭に浮かんだのは名曲喫茶ライオンだった。
1926年創業という古い喫茶店である。一度インターネットで見つけて行ってみたいと思っていたので、ちょうどいい、今日は名曲喫茶探検だと意気揚々と出かけたのだ。
ライオンは道玄坂2ー19あたりにある。携帯のアバウトな地図だけで探していたのでわからないったら。ちょうどお昼過ぎだし、お腹もすいた。久しぶりに喫茶店メシでも食べようと思っていたわけですが。。。。。
場所は道玄坂2丁目です。。。
ホテル街だよ。。。変ないかがわしい店がたくさんあるのだよ。。。。
しかも優良風俗店紹介所って・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
なかなかライオンのある2丁目19番見つからない。入り組んでる道。もう帰ろうか。。。
そう思っているところに「19」の番号が!
しばらく歩くと・・・・あった、名曲喫茶ライオン!
すごく古い建物だ。
創業1926年(昭和元年)とあり、ドアに店内撮影禁止とかいてある。
おそらく創業当時のままだろうな。
戦争で一度焼けて昭和25年にもう一度、創業当時のデザインで立て直したとか。。。
ドアの前…なんか…ちょっと勇気がいる。。。
中に入るといらっしゃいませという声はなく店員さんが軽く会釈。
店内はけっこう暗い。アイリッシュパブかと思った。でも結構上品な趣がある。
静かにクラッシックの曲が流れている。古い独特の香り。
暖房はストーブが置いてある。
店内の柱など黒くなり、飾ってある絵はシューベルトだろうかこちらも額も中の絵も黒ずんでかすかに見えるような感じ。時代を感じさせる。
何千枚というレコード。
懐かしいというか、完全に、昭和初期時代にタイムスリップした感じ。
谷中の喫茶店「乱歩」のマスターはお爺ちゃんで、とうぜんここのマスターもお爺ちゃんのイメージがあったんだけど、マスターと思われる人はお兄さんであった。
席は…おお!みんなステレオのほうに向いている!(おんなじ方向)
店内にはクラッシック音楽が好きと思われる親父たちが何人かいた。
お腹すいてたので何か食べようかと思ったんだけど、メニューは飲み物のみ。。。
そりゃそうだよな。名曲聴くのにもぐもぐ、カチャカチャは雑音だ。
ミルクエッグを注文。(ミルクセーキのあったかいもの)
ここは本当に名曲を聴くためにできたんだなと実感。
曲が終わるごとにマスターがマイクで今の演奏は・・・・と演奏者やオーケストラなどを紹介する。
ブラームスのバイオリン協奏曲、ベートーベンのピアノソナタ「熱情」、ヘンデルのチェンバロ曲。ラッキーなことに私の大好きなグレングールドの演奏。
リクエストも受け付けているらしい。持ち込みにCD,MD,レコードもかけてくれるんだそうだ。
ここは3時、7時にライオン・コンサートがあるらしい。ちゃんとその月のプログラムがあるんだよ。
よく見たら2,3階もある。プログラムには立体バイノーラル・レコード使用、各階ステレオ音響完備(帝都随一を誇る)と書いてあった。私は音響だとか、ステレオに疎いけど、音は迫力があって綺麗だと思った。
しばらく聞いてそれなりに音楽を楽しんだのだけど、なんでだろう、なんだか変な感じがして店をでた。
騒がしい渋谷のど真ん中にあまりにもかけ離れた世界だから?
そんなタイムスリップスポットだったからだろうか。。。。