今、頭を悩ませているのが長男の就労である。
長男21歳。アスペルガー症候群がある。奴は落語に出てくる大店の若旦那のようなに、のほほん、のほほんと暮らしているのだ。
長男がやっていたバイト先は変な雇用形態で1カ月おきの雇用になっているので、1カ月バイトしたら次の月は休みになってしまうのである。変なの。奴も1カ月分の給料が入れば別に一人暮らししているわけではないので家賃を払うということもなくそこそこお金があればこまることはないのだ。どうやって定職というものにつかせることができるのか。
悩む私を見て、友人が彼に家の手伝いをしてお金をあげたらどうかという。それは小さいころからやってきましたよ~。それにそうすると、当たり前にやらなければならないことにお金が発生することになり、べつに外で働かなくてもいいことにならないだろうか。
そんなことではいかん!
「資格を取るために勉強したら?」「バイトは長期で働けるところにしなさいよ。」とたびたび小言が私からとびだしても、「お母さん、今日はどうしたの?
」とまるで私が急にヒステリーになって理解できないという顔で言うのである。
う~ん・・・なんというか・・・・。
自立しようという心がない?
自分が仕事として何をやりたいのかわかってない?
将来なりたいものはあるが、就労とはむすびついてない?
バイトしてお金を稼ぐことは分かってはいるが、将来の就職に結びつかない?
わからん。ほんとにわからん。
主治医の先生に相談すると、就労のイメージ、仕事をして暮らしていくというイメージがわからないのだという。学生だった時は学校という枠があったからその中で勉強していればよかったのだが、いざ、学校を卒業すると今までの枠が亡くなってしまって本人はどうしたらいいかわからないのだそうだ。
主治医の先生は分かりやすくたとえを使って話してくださった。
例えば就労=「新宿にいく」とする。私はこの新宿に行くことをずっと長男に行ってきたわけである。「新宿にいかなくちゃいけないよ」と。
しかしどうやって新宿に行くか、イメージがないので順序立てていかなければならない。「最初にゴールを言うよりも最初にどこの駅から度の電車に乗って気が付いたら新宿にいました。」というのが一番いいのだそうだ。つまり、就労の手順、一つ、一つそのステップを分ふんで気がついたら就労出来てました、というように。それにはある程度、親がそのステップをみつけていかなければならないのだ。
正直言うと、「もう21歳なんだから、いい加減私の手からはなれてくれよ」、なのだ。
身体も大人に成長し、最近ではパニックもほとんどなくなってきた、できることも多くなってきた。生意気にも世界情勢やら、政治の事を批判するようになってきた。大人になってきたな~、バイトをしてお金を得ることを分かっているのだから、そのうち自分の夢を追って資格を取り、それなりのところを自分で探して就職してくれるかなと考えていた。ここで親の出る幕もないだろうと思っていたのである。
でも、むずかしいんだ・・・。ああ、そうなんだ~・・・。
次の日、以前から予約していた職業査定に障害者就労支援センターに行った。やっぱり、手先の細かい作業、速さの求められる仕事は苦手だということが明確になり、やっぱり支援を受けて、仕事をさがしていくしかない。
就労はまだまだ先になりそうですね。
できるなら、彼の自然に関する知識を生かした職業に就かせてやりたいが、好きなことを仕事にしている人は少ない。だから彼の特性に合った仕事で1人で暮らせるくらいになれればいいんだけど。。。
生活スキル、お金の管理の仕方、まだまだ教えることはたくさんありそう。
長男21歳。アスペルガー症候群がある。奴は落語に出てくる大店の若旦那のようなに、のほほん、のほほんと暮らしているのだ。

長男がやっていたバイト先は変な雇用形態で1カ月おきの雇用になっているので、1カ月バイトしたら次の月は休みになってしまうのである。変なの。奴も1カ月分の給料が入れば別に一人暮らししているわけではないので家賃を払うということもなくそこそこお金があればこまることはないのだ。どうやって定職というものにつかせることができるのか。
悩む私を見て、友人が彼に家の手伝いをしてお金をあげたらどうかという。それは小さいころからやってきましたよ~。それにそうすると、当たり前にやらなければならないことにお金が発生することになり、べつに外で働かなくてもいいことにならないだろうか。
そんなことではいかん!


う~ん・・・なんというか・・・・。
自立しようという心がない?
自分が仕事として何をやりたいのかわかってない?
将来なりたいものはあるが、就労とはむすびついてない?
バイトしてお金を稼ぐことは分かってはいるが、将来の就職に結びつかない?
わからん。ほんとにわからん。
主治医の先生に相談すると、就労のイメージ、仕事をして暮らしていくというイメージがわからないのだという。学生だった時は学校という枠があったからその中で勉強していればよかったのだが、いざ、学校を卒業すると今までの枠が亡くなってしまって本人はどうしたらいいかわからないのだそうだ。
主治医の先生は分かりやすくたとえを使って話してくださった。
例えば就労=「新宿にいく」とする。私はこの新宿に行くことをずっと長男に行ってきたわけである。「新宿にいかなくちゃいけないよ」と。
しかしどうやって新宿に行くか、イメージがないので順序立てていかなければならない。「最初にゴールを言うよりも最初にどこの駅から度の電車に乗って気が付いたら新宿にいました。」というのが一番いいのだそうだ。つまり、就労の手順、一つ、一つそのステップを分ふんで気がついたら就労出来てました、というように。それにはある程度、親がそのステップをみつけていかなければならないのだ。
正直言うと、「もう21歳なんだから、いい加減私の手からはなれてくれよ」、なのだ。
身体も大人に成長し、最近ではパニックもほとんどなくなってきた、できることも多くなってきた。生意気にも世界情勢やら、政治の事を批判するようになってきた。大人になってきたな~、バイトをしてお金を得ることを分かっているのだから、そのうち自分の夢を追って資格を取り、それなりのところを自分で探して就職してくれるかなと考えていた。ここで親の出る幕もないだろうと思っていたのである。
でも、むずかしいんだ・・・。ああ、そうなんだ~・・・。
次の日、以前から予約していた職業査定に障害者就労支援センターに行った。やっぱり、手先の細かい作業、速さの求められる仕事は苦手だということが明確になり、やっぱり支援を受けて、仕事をさがしていくしかない。
就労はまだまだ先になりそうですね。
できるなら、彼の自然に関する知識を生かした職業に就かせてやりたいが、好きなことを仕事にしている人は少ない。だから彼の特性に合った仕事で1人で暮らせるくらいになれればいいんだけど。。。
生活スキル、お金の管理の仕方、まだまだ教えることはたくさんありそう。