モンスターのカギ爪状態の生徒が2人います。
引き継ぎの生徒さんで、1人はピアノ歴半年、もう1人は1年で引き継ぎました。
指の力み・・
直りません。私では直せないのかもしれません。
固定していた腕は動かせるようになりましたが、指で音を出そうとするのでモンスターのカギ爪のような指になってしまうのだと思います。
これでは腕の重みを使って弾けません。
音も滑らかにならないので歌うようには弾けません。
困り中です・・
注意し続けるべきか、見守るべきか、諦めるべきか・・
2人とも「不思議な音の国下巻」から始めました。
上巻から始めた方が良かったのではないかと思いますが、1人の生徒さんの親御さんからは上巻はコピーでもらえないかと言われました。
ここまで習ってきてこの本を買ってまでやりたくないと。
仕方なく下巻から始めました。
いつもよく弾いてきてくれ、宿題ではないところまで予習してきてくれます。年長さんでもうすぐ下巻が終わります。
もう1人はこのテキストを使うこと自体気乗りしていらっしゃらなかったので、とても上巻からは使えませんでした。
進めていく内に2人とも直していけるものだと考えていました。
しかし、容易なことではないとここに来て思います。
最近習い始めたピアノ歴3週間の4歳5ヶ月の生徒さんの方が力みなく鳴る音で弾けます。
ピアノを習う前から手に癖がある生徒さんもいるので2人はそのタイプだったのかもしれません。
他にも初めから癖のある手の生徒さんはいらっしゃいましたが、大体3カ月位で直ってきます。(初めからロシアンメソッドでレッスンを受けている生徒)
このメソッドに完全に移行して7カ月程ですが、直せるのか直せないものなのか分からない状態です。
生徒さんがどのような音楽がほしいのかによりますが、こんな時3つの言葉を思い出します。
何れもロシアンメソッドでレッスンをされている先生の講座でのお言葉です。
·みんなに同じことをしていたら身が持たない。これはと思った生徒に色々教える。
·その生徒さんがどこまでやりたいか。
·講師が体力も精神も疲労しない所までにする。
このメソッドは初めからこれで習う生徒さんは直していけると思うのですが、日本の現状ではそうではない生徒さんの方が圧倒的多数を占めています。
小学校高学年からは話が通じてくるので本人も弾き方を直した方が良さそうだと思ってくれます。
できるできないかは別ですが、こちらも本人が理解している分には加減できます。
しかし、この弾き方で良いのだと思って弾かれると直したいと思うのです。
この気持ちは私の勝手な思いですので、割り切ることが必要なのかと最近思っているところです。
先が見えた中で子供や親御さんとお付き合いすることが心苦しく、諦めたら見捨てることになるとレッスン中にその気持ちと闘っていますが、もし苦しめているとしたらそちらの方が罪深いと、これを書いていて思いました。
引き継ぎの生徒さんで、1人はピアノ歴半年、もう1人は1年で引き継ぎました。
指の力み・・
直りません。私では直せないのかもしれません。
固定していた腕は動かせるようになりましたが、指で音を出そうとするのでモンスターのカギ爪のような指になってしまうのだと思います。
これでは腕の重みを使って弾けません。
音も滑らかにならないので歌うようには弾けません。
困り中です・・
注意し続けるべきか、見守るべきか、諦めるべきか・・
2人とも「不思議な音の国下巻」から始めました。
上巻から始めた方が良かったのではないかと思いますが、1人の生徒さんの親御さんからは上巻はコピーでもらえないかと言われました。
ここまで習ってきてこの本を買ってまでやりたくないと。
仕方なく下巻から始めました。
いつもよく弾いてきてくれ、宿題ではないところまで予習してきてくれます。年長さんでもうすぐ下巻が終わります。
もう1人はこのテキストを使うこと自体気乗りしていらっしゃらなかったので、とても上巻からは使えませんでした。
進めていく内に2人とも直していけるものだと考えていました。
しかし、容易なことではないとここに来て思います。
最近習い始めたピアノ歴3週間の4歳5ヶ月の生徒さんの方が力みなく鳴る音で弾けます。
ピアノを習う前から手に癖がある生徒さんもいるので2人はそのタイプだったのかもしれません。
他にも初めから癖のある手の生徒さんはいらっしゃいましたが、大体3カ月位で直ってきます。(初めからロシアンメソッドでレッスンを受けている生徒)
このメソッドに完全に移行して7カ月程ですが、直せるのか直せないものなのか分からない状態です。
生徒さんがどのような音楽がほしいのかによりますが、こんな時3つの言葉を思い出します。
何れもロシアンメソッドでレッスンをされている先生の講座でのお言葉です。
·みんなに同じことをしていたら身が持たない。これはと思った生徒に色々教える。
·その生徒さんがどこまでやりたいか。
·講師が体力も精神も疲労しない所までにする。
このメソッドは初めからこれで習う生徒さんは直していけると思うのですが、日本の現状ではそうではない生徒さんの方が圧倒的多数を占めています。
小学校高学年からは話が通じてくるので本人も弾き方を直した方が良さそうだと思ってくれます。
できるできないかは別ですが、こちらも本人が理解している分には加減できます。
しかし、この弾き方で良いのだと思って弾かれると直したいと思うのです。
この気持ちは私の勝手な思いですので、割り切ることが必要なのかと最近思っているところです。
先が見えた中で子供や親御さんとお付き合いすることが心苦しく、諦めたら見捨てることになるとレッスン中にその気持ちと闘っていますが、もし苦しめているとしたらそちらの方が罪深いと、これを書いていて思いました。