おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

初めての音楽との出会い

2018年12月17日 | 楽譜の話題
先程、モスクワ中央音楽学校のマルチェンコ先生がアップした動画を偶然に見つけました。

聴いてびっくり!

「初めての音楽との出会い」にある曲でした。
マルチェンコ先生も使っていらっしゃるのですね。
というかロシアじゃ皆、使うらしいです。



この動画で演奏されている最初の3曲は私も生徒に弾いてもらっていますが、表現の濃度がやはり違います。
この段階で既に教える側に大差ありです・・

実力差がメソッドだけの問題ではないことがよ~くわかります。

04/26/2012 A. Dovgan' in the concert of M. Marchenko' pupils, Concert Hall of the CMS


あら?今、気づきました。
演奏しているのは6年前のDovganちゃんです。
4歳か5歳です。

このテキストを作ったアンナ・アルタボレフスカヤは才能のある子供しかレッスンしなかったそうです。テキストは大変良いのですが・・と、イリーナ先生がセミナーでおっしゃっていました。(彼女のテキストはこれ以外にもあります)

それを聞いて、進みが恐ろしく速い理由が分かりました。

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Little Gems for Piano

2018年12月17日 | 楽譜の話題
入門の生徒さんでも美しい音の出し方を習っている生徒さんでしたら使うことのできるテキストです。


「ピアノのための小さな宝石」(Little Gems for Piano)

プリマ―、レベル1、レベル2の3段階があります。
初心者向けで、レベル2でピアノ歴1~2年の生徒さん対象です。

ロシアンメソッドでレッスンをしていると「いつ、曲が弾けるんですか」と聞かれることがあります。

私はもう曲弾いてるけどな・・と思いますが、そうは思えない親御さんもいらっしゃるので、ノンレガートで弾いてもこんなに美しい曲が弾けるのだと知ってもらうのにも良いかと思います。

芸術性のある曲で3の指だけで弾けるものがロシアの「初めての音楽との出会い」というテキストにあります。

「美しく青きドナウ」「ハンガリー狂詩曲第2番」です。

「かえるのうた」より美しいと思うのですが、「かえる~」の方が価値があると思う親御さんもいらっしゃいます。

千差万別。

服のセンスも人それぞれ。
良い生地で丁寧に作られた服はサイズさえ合えば長く着られますし着たいとも思いますが、それを望まない方もいるわけです。

私は祖母が洋裁が得意だったので子供の頃は既製品以外の洋服をよく着ていました。

他の人と違う気がして子供の頃はそれが嫌でしたが、大人になってから当時の服を見てみましたら生地も色合いもデザインもセンスが良く、こんなに良いものを着させてもらっていたのかと驚きました。

子供たちや親御さんが今は気が付かなくとも将来その価値に気付いてもらえることを願って続けていこうと思います。



「Little Gems for Piano」の作曲者Paula Dreyerさんのサイトから直接楽譜を注文しましたら領収書の下にサインがかかれていたので切り取って楽譜に貼り付けました。記念になります。
こちらから注文できます。
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