おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

練習をしなくなった時の5つの作戦

2019年02月16日 | 重力奏法
生徒たちが練習をしなくなった時にそこから抜け出るための5つの方法を書いたものがあります。
Five Ways to Get Students Out of a Rut

オーストラリアの音楽教育者が書いたもののようです。

『長く習っているとやる気の山と谷はあるもの。

危険なのは「もうピアノを弾きたくない」と子供が言った時に、両親が「練習しないから興味が無くなった」と言い出すことです。

練習しなくなった時にそこから抜け出るための5つの作戦があります。

1.1週間で完成できる曲を渡す。
それ以上の時間をかけさせない。1週間で完成させるためにどれくらいの時間練習したかを必ず生徒にノートに付けさせる。
今弾いている曲よりも(2~3グレード)易しい曲を選ぶこと。大体初見で弾けるもの。ただし素晴らしい音で演奏すること。

2.一つの調性を選択し、アプリを使ってスケール、アルペジオ、和音をアクセントを付けたりリズムを変えて弾く。ロシアンメソッドで1本指で弾くのも良い(これは難しい!)

3.これまで弾いた曲の復習。それぞれの曲を誰に伝えたいかを考えて。

4.練習時間を制限する。
座っている時間は10分以内にする。8小節だけ練習するなど。

5.連弾をする。
ソロの曲より少し易しめのものにしアンサンブルに集中できるようにする。色々なジャンルの連弾曲が多数あり楽しめる。』

この中のどれかを選択するのだと思いますが、少し易しめのものに戻ってそれを短期間で弾けるようにすること、以前弾いた曲を復習すること、短い時間だけ練習すること、アンサンブルで楽しむこと。

このような工夫は皆様されていると思いますが、海外でも同じなようで。

アンサンブルの曲の紹介でChristopher Nortonが紹介されていました。
このような曲を作っているようです。
Christopher Norton Microjazz duet II - King Of The Court/ Open Air

尚、記事の日本語訳は大まかなものです。お許しください。
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