稲垣吾郎さん主演の舞台、「No.9-不滅の旋律」を観てきました。
ベートーヴェンの話です。
以前から見たい舞台でしたが、チケットが取れず行けずにおりましたが、今年は運よく取れたので行って参りました!
面白いと思ったのが、舞台の両脇で2人のピアニストが生で演奏されていたことです。
ピアノソナタがメインでしたが、2人同時にユニゾンで演奏したり、フレーズごとに演奏を受け渡したり、2台用に少しアレンジして演奏したりしていました。
曲目が、「月光」「悲愴」「熱情」「告別」の他、初期のソナタの終楽章とか、中期の最初の作品op.26とか、後期の作品の緩徐楽章とか終楽章のフーガの部分とか。
選曲が通というか、派手さを狙ったものではなかったところが良かったです。
ピアノの演奏と台詞が被ると、ついついピアノに耳が行ってしまうので、台詞は全て聞き取りやすかったのですが、両方は聴けず、話についていけない場面もありました。
ベートーヴェンのピアノソナタは、私にはBGMにはならない・・
ベートーヴェンが、周りにいる人たちと言い争い、人を排除し、孤立する場面で流れたのが、op.111のArietta。
場面と全く合わない音楽のように一瞬感じられますが、ベートーヴェンの本当の心情を表しているようでグッときました。
舞台の端と端でピアニストがアイコンタクトで合わせているのも楽しめ、役者さんたちの充実した演技も良かったです。
最後の第九は、稲垣さんが客席を向いて指揮をする場面で、大音響で合唱も録音されたオケも、2人のピアニストの2台ピアノバージョンも演奏され、歌わずにはいられない!
マスクの下から「Deine Zauber binden wieder Was die Mode streng geteilt Alle Menschen werden Brüder Wo dein sanfter Flüger weilt」
この部分だけは何十年経っても忘れないです。
Beethoven - Piano Sonata No.32 in C Minor Op.111 - 2nd Mov - Arietta
ベートーヴェンの話です。
以前から見たい舞台でしたが、チケットが取れず行けずにおりましたが、今年は運よく取れたので行って参りました!
面白いと思ったのが、舞台の両脇で2人のピアニストが生で演奏されていたことです。
ピアノソナタがメインでしたが、2人同時にユニゾンで演奏したり、フレーズごとに演奏を受け渡したり、2台用に少しアレンジして演奏したりしていました。
曲目が、「月光」「悲愴」「熱情」「告別」の他、初期のソナタの終楽章とか、中期の最初の作品op.26とか、後期の作品の緩徐楽章とか終楽章のフーガの部分とか。
選曲が通というか、派手さを狙ったものではなかったところが良かったです。
ピアノの演奏と台詞が被ると、ついついピアノに耳が行ってしまうので、台詞は全て聞き取りやすかったのですが、両方は聴けず、話についていけない場面もありました。
ベートーヴェンのピアノソナタは、私にはBGMにはならない・・
ベートーヴェンが、周りにいる人たちと言い争い、人を排除し、孤立する場面で流れたのが、op.111のArietta。
場面と全く合わない音楽のように一瞬感じられますが、ベートーヴェンの本当の心情を表しているようでグッときました。
舞台の端と端でピアニストがアイコンタクトで合わせているのも楽しめ、役者さんたちの充実した演技も良かったです。
最後の第九は、稲垣さんが客席を向いて指揮をする場面で、大音響で合唱も録音されたオケも、2人のピアニストの2台ピアノバージョンも演奏され、歌わずにはいられない!
マスクの下から「Deine Zauber binden wieder Was die Mode streng geteilt Alle Menschen werden Brüder Wo dein sanfter Flüger weilt」
この部分だけは何十年経っても忘れないです。
Beethoven - Piano Sonata No.32 in C Minor Op.111 - 2nd Mov - Arietta