ジヴェルニーの食卓に出てきた、マティスのロザリオ礼拝堂はどんな礼拝堂なのだろうと本を読みながら思っていました。
昔の重厚感のあるものとは違うのだろうと想像していた時に、ウィーンのある教会を思い出しました。
オットー・ワーグナーが設計したアム・シュタインホーフ教会です。
アール・ヌーヴォーの建築です。
ここを訪れた時に面白ハプニングがあり、別の意味で私にとっては思い出に残っている教会です。
20年位前に一人でオーストリアに遊びに行った時に訪れました。
ここは当時は土曜日の午後2時にしか見学できない場所でした。
しかも精神病院の敷地内にあるという教会です。
ウィーンのリンクからバスに乗って20分位かかったと思います。
今はどうかわかりませんが、オーストリアは観光地でも何の案内表示もなく、駅に降りてどちらへ歩けばよいのか、さっぱりわからないことが普通でした。
それを恐れていましたが、ここはバス停のすぐ目の前にそれはありました。
が、
目の前にある門のむこうには病院が見えます。果たしてここから入って正解なのか・・
門番のおじさんに、「教会を見たい」と言いましたら、まるで日本人のように「英語はわからない」と・・
いえ、私は片言のドイツ語で尋ねたのですが・・
もう一度訊きましたが「英語はわからない」と・・
で、横にいたもう一人のおじさんが「ここから入って上に歩いていくと良い」と教えてくださいました。
そのやり取りを聞いて、最初のおじさんは「なんだ、ドイツ語だったのか」という顔。
ハハ
さて、ガイドブックによるとテアターが集合場所だと。
歩いていくと途中にTheaterの立て札がありました。
おっ、ここだと中に入ると、驚くほどたくさんの人がごった返していました。
へ?こんなにたくさんいるの?
そんなに人気なの?
午後1時頃に到着したので、まだ1時間ほどあるにもかかわらず、こんなにたくさん待っているのも何だか疑問に思えてきました。
まっ、トイレにでも行っておくかと行きかけた時に、若い女の子が「どうしたんですか?」と尋ねてきました。
あら?なんで?
と思いながら「教会を見たい」と言いましたら、全く通じず、もう一度言いましたが通じず、片言といえども通じなかったことはないので、ドイツ語分からないのかなと逆にこちらが思ったりしていましたら、
「英語ができる人を連れてくる」と言って向こうに行ってしまいました。
私としては英語よりドイツ語の方がまだマシでしたので、それは困るなと待っておりましたら若い男の子がやってきました。
英語で話されたら余計に困ると、すかさずドイツ語で話しましたら「教会はこの上にある。ガイドが始まるまでまだ1時間ある」と。そして「今日はここで歴史のゼミがあるんだ」と。
そばにいた最初の女の子は、Kirche(教会)がKüche(台所)に聞こえていたことが判明。
なんでこんなところで「台所が見たい!」と外国人が訴えるのか・・
あまりのおかしさに2人で大笑いしました。
さて、この日はこのあともハプニングがあり、私の人生の中でもたいへん思い出深いものとなっております。
肝心の教会は、中に入った途端、とにかく明るく、白い!そして、広い!
この印象しか残っていないです・・
私としては薄暗い教会が好きです・・
Vienna - Wien: Kirche am Steinhof
自前の写真はあるのですが、まだデジカメの時代ではなくフィルムでしたので、PCに取り込めておりませんで、こちらに載せられず、観光の方が撮った動画がありましたので載せさせていただきました。
オーストリアは私にとっては不思議ゾーンで、日本人の知り合いにバッタリ会ったり、向こうで知り合った人にウィーンから100㎞位離れた田舎の農家でバッタリ会ったり、船上でバッタリ会ったり、数時間前にもう一生会うことはないだろうと別れを惜しんだ地元の方たちに、別の場所で再びバッタリ会い、どうしてここにいるんだとなったり・・
行くと必ず何かある国なのです。
コロナが収束したら行きた~い!!
昔の重厚感のあるものとは違うのだろうと想像していた時に、ウィーンのある教会を思い出しました。
オットー・ワーグナーが設計したアム・シュタインホーフ教会です。
アール・ヌーヴォーの建築です。
ここを訪れた時に面白ハプニングがあり、別の意味で私にとっては思い出に残っている教会です。
20年位前に一人でオーストリアに遊びに行った時に訪れました。
ここは当時は土曜日の午後2時にしか見学できない場所でした。
しかも精神病院の敷地内にあるという教会です。
ウィーンのリンクからバスに乗って20分位かかったと思います。
今はどうかわかりませんが、オーストリアは観光地でも何の案内表示もなく、駅に降りてどちらへ歩けばよいのか、さっぱりわからないことが普通でした。
それを恐れていましたが、ここはバス停のすぐ目の前にそれはありました。
が、
目の前にある門のむこうには病院が見えます。果たしてここから入って正解なのか・・
門番のおじさんに、「教会を見たい」と言いましたら、まるで日本人のように「英語はわからない」と・・
いえ、私は片言のドイツ語で尋ねたのですが・・
もう一度訊きましたが「英語はわからない」と・・
で、横にいたもう一人のおじさんが「ここから入って上に歩いていくと良い」と教えてくださいました。
そのやり取りを聞いて、最初のおじさんは「なんだ、ドイツ語だったのか」という顔。
ハハ
さて、ガイドブックによるとテアターが集合場所だと。
歩いていくと途中にTheaterの立て札がありました。
おっ、ここだと中に入ると、驚くほどたくさんの人がごった返していました。
へ?こんなにたくさんいるの?
そんなに人気なの?
午後1時頃に到着したので、まだ1時間ほどあるにもかかわらず、こんなにたくさん待っているのも何だか疑問に思えてきました。
まっ、トイレにでも行っておくかと行きかけた時に、若い女の子が「どうしたんですか?」と尋ねてきました。
あら?なんで?
と思いながら「教会を見たい」と言いましたら、全く通じず、もう一度言いましたが通じず、片言といえども通じなかったことはないので、ドイツ語分からないのかなと逆にこちらが思ったりしていましたら、
「英語ができる人を連れてくる」と言って向こうに行ってしまいました。
私としては英語よりドイツ語の方がまだマシでしたので、それは困るなと待っておりましたら若い男の子がやってきました。
英語で話されたら余計に困ると、すかさずドイツ語で話しましたら「教会はこの上にある。ガイドが始まるまでまだ1時間ある」と。そして「今日はここで歴史のゼミがあるんだ」と。
そばにいた最初の女の子は、Kirche(教会)がKüche(台所)に聞こえていたことが判明。
なんでこんなところで「台所が見たい!」と外国人が訴えるのか・・
あまりのおかしさに2人で大笑いしました。
さて、この日はこのあともハプニングがあり、私の人生の中でもたいへん思い出深いものとなっております。
肝心の教会は、中に入った途端、とにかく明るく、白い!そして、広い!
この印象しか残っていないです・・
私としては薄暗い教会が好きです・・
Vienna - Wien: Kirche am Steinhof
自前の写真はあるのですが、まだデジカメの時代ではなくフィルムでしたので、PCに取り込めておりませんで、こちらに載せられず、観光の方が撮った動画がありましたので載せさせていただきました。
オーストリアは私にとっては不思議ゾーンで、日本人の知り合いにバッタリ会ったり、向こうで知り合った人にウィーンから100㎞位離れた田舎の農家でバッタリ会ったり、船上でバッタリ会ったり、数時間前にもう一生会うことはないだろうと別れを惜しんだ地元の方たちに、別の場所で再びバッタリ会い、どうしてここにいるんだとなったり・・
行くと必ず何かある国なのです。
コロナが収束したら行きた~い!!