おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

不思議な音の国「あり」

2021年01月25日 | 不思議な音の国
不思議な音の国下巻の「ちいさなねずみ」

この曲はどの生徒さんにとっても難しいようです。

今日は、年長の生徒さんが、この曲を4週間練習して合格しました。

次の章では「音程」のことを学びます。
このページのお話、とても面白く書かれています。久し振りにドラゴン登場です。

初めは2度と3度です。
聴き取りと、音程を書くこともします。

さて、この章で最初に弾くのが「あり」という曲です。


年長の生徒さんと予習をしました。
ここにも物語があるので、なぜ「あり」がこんな顔をしているのか、お話を読みました。

そしてどんな曲か聴いてもらいました。

聞き終えて、

「きれいなきょく」と、生徒さん。

なんて嬉しい言葉!

私もこの曲は好きで、短くとも心に沁みるものがあります。

このメソッドでレッスンをするようになって、色々と見えてしまうようになってしまいましたが、伸びるかそこで終わってしまうかは、

素直さと美しいと感じる心

この2つがあれば、練習環境に恵まれていなくとも伸びます。

今度「あり」を練習する生徒さんは4歳半からピアノを始めました。
初めの1年間はやっと弾いている状態で、続くかな‥と心配しておりました。

身体も手も細く小さいのですが、このメソッドでピアノを始めると就学前の生徒さんでもレガートが上手く弾けます。腕の重さ自体がまだ軽いので十分に音は鳴りませんが、パサパサな音では弾きません。

録画されることが好きではない生徒さんなので、その様子をお見せすることはできませんが、以前録画させてもらった自作の曲の演奏がありますので、よろしければお聴きください。

全曲ノンレガートの「不思議な音の国上巻」の時に作った曲です。

【作曲】あやのうた(5 y.o.)

生徒さんの演奏は0:41からです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする