生徒さんの発表会での演奏です。
小学3年生。
親御さんが録画したものを送ってくださいました。
キャサリン·ロリンさんのセンチメンタルなワルツ。
腕がよく使えていて、無機質になりがちなピアノという楽器を滑らかに歌わせています。
自分のことを考えると、小学生の時にこのように腕を使って演奏は出来ていなかったと思います。
ペダリングとテンポの緩急に気になるところは多々ありますが··
こちらの生徒さんは「不思議な音の国」でゼロからレッスンを始めました。
手が硬く、力が抜けにくい印象がありましたが、毎日よく練習され、次のレッスンまでに必ず直してくることを続けられていました。
私の生徒の中では、1週間で最後まで譜読みを終わらせ、音の作り方や表現をその場でどんどん直していける数少ない生徒の一人です。
ただ、ペダルの濁りやタッチの浅さは電子ピアノでは気付きにくいのだろうと、進むにつれ難しさを感じていました。
レッスン曜日の関係で、発表会前の最後のレッスンから丸1週間空いての本番なので、どの生徒さんも電子ピアノの感触で本番を迎えざるを得ないのが、いつも残念です。
こちらの生徒さんとのレッスンは、私の稼働の都合で今月で終わります。
歌心を持ってこれからもピアノを弾いてほしいと願っています。
センチメンタルなワルツ / キャサリン・ロリン
この曲は、こちらの楽譜に載っています。他にも魅力的な曲が満載。
バロック~印象派までの4つのスタイルで書かれています。
何かの曲に似せて作られているのが特長。
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Styles Collection: 21 Original Pieces in Baroque, Classical, Romantic, and Impressionist Styles for the Intermediate Pianist ペーパーバック – 2014/6/1 英語版 Catherine Rollin (作曲) amazon