もうひとつのブログで東欧のピアニストのことを書いています。
昨日はアシュケナージのことを調べて書いておりましたら、そうだったのかと驚くことが。
アシュケナージがショパンコンクールで2位だったことはご存知の方が多いと思いますが、出場したのが1955年。
アシュケナージは1937年7月生まれ。
へ?18歳?
しかもその年にモスクワ音楽院に入学。
あら?ほぼ高校生だった?
ん?飛び級?
翌1956年にはエリザベートで優勝。
在学中にヨーロッパや北米で演奏し成功を収め、国際的名声を確立。
そうだったのか・・と、今はじめて知りました。
アシュケナージはすでに引退されましたが、今年87歳。
いつもステージ袖から小走りで出ていらして、ピョコピョコお辞儀をされていました。
私はファンでしたので、何度リサイタルに足を運んだか分かりません。
いつも背広の下はタートルネック。(今でもとっくりと言いそうになる )
コンサートのスケジュールは超人的で、1カ月半くらいの間、ほぼ毎日本番が入っていました。
たいへんな体力です。地方への移動も少なくなく、日本全国を移動していらしたと思います。
いつもたいへんお美しい奥様とご一緒に。
何年か前に、息子さんとのデュオのコンサートが予定されており、アシュケナージを聴けるのはこれが最後だろうとチケットを買っておりましたら、コンサートがキャンセルになってしまいました。
今だったら自分はどんな耳で聴けるだろうと楽しみにしておりましたので、とても残念でした。
その後引退で、さらに寂しくなりました。
アシュちゃん、元気かな?