音のマンションに「不思議な音の国」のキャラクターを並べてみました。
「真ん中のド」は、右手で弾こうが左手で弾こうがひとつしかないのですが、そこを正しく覚えてほしいと思いましたので。
音が読めなくなる最初のつまづきは、大体、ト音記号「レ」とヘ音記号「シ」です。
そして、音の高さがあやふやになるつまづきはト音記号、ヘ音記号で書く「真ん中のド」です。
「真ん中のド」はひとつしかありませんが、右手で弾く時と左手で弾く時で高さを変えてしまう生徒さんがいます。
「ここはとっても大事な所だから、よく聞いて!」と釘を刺して話し始めても、言った尻からです。
少し前に上下巻で習うキャラクターたち全員を5線に並べたものを作り、それでだいぶ分かるようになったのですが、それでも全員理解できたわけではなく、もう一段階身近なものに変換する必要があると思い、音のマンションを作成しました。
結局は練習量だと思います。
目で見たものが鍵盤のどの場所で、どんな音が聞こえるのかは実際に何度も弾いて耳が覚えてくれない限りは覚えられないと思います。
それでも、なにかできないかと策を練れるのは子どもたちに関わっていられるからで、ありがたいことです。