新しい生徒さんがいるので、ドレミファキャットを久し振りに使っています。
ステップ、スキップが分からないという小さな生徒さんに、このネコちゃんを使うと面白がりながら理解してくれます。
さて、今日は初めてこんな使い方もできたのか、と発見したことを。
不思議な音の国上巻のこちら。
上の楽譜は曲の途中部分ですが、5線に入る直前の1本線の楽譜です。
3つの黒鍵で弾きますが、線の音がここでは3つの黒鍵の真ん中の音にあたります。
1本線に白い丸だけが書かれているものがこの前段階にあるのですが、ここで大した抵抗感もなく弾いていた生徒さんが、白黒丸でリズムが付き、曲が少し長くなった途端、「わからない」となってしまいました。
確かに黒丸が多い曲なので、それだけで圧迫感があるかもしれません。
分からないことはないと思うけど、ん~どうしようかな?
あ!
あのネコちゃんを3つ並べ、線のすぐ下は「水色のネコちゃんの部屋」真ん中は「三毛」、線の上は「ピンクのネコちゃんの部屋」と話しました。
ネコちゃんで少し練習をした後、ピアノもここが水色のネコちゃん、ここが・・と話して弾いてもらいましたらスンナリ。
おー!こんな使い方もこのネコちゃんで出来る~
このページのあと、いよいよ真ん中のドを234と指を変えながら弾くものが出てきます。
はい、ここに来てまたしても、「わからない」と・・
それで、先程のネコちゃん登場。
ちょうど2の指の時に水色、3の指三毛、4の指ピンクのネコで弾いたばかりだったので、「ド」の音を今度は水色のネコちゃん、三毛猫、ピンクのネコの順番に弾けばいいだけ、と3匹を重ねてみました。
これでまたしても、スンナリ
左手の指番号は右とは逆になりますが、そこは深く触れず、この指から弾けば同じ歌になると軽く言って弾いてもらいました。
このようなことがさほど苦手ではないタイプのお子さんもいますし、あまり得意ではないお子さんもいます。
小学2年生以上になると問題になることはあまりありませんが、小学1年生までは様々ですので、難しい雰囲気を和らげて理解できるように工夫できると良いと思います。
私は今日はネコちゃんを使うかもしれないと持って行っていたので助かりました。