ブラジルは大学の合格発表シーズン。
テレビのニュースで、「家から離れた場所にある大学に行く学生のために」という特集をやっていました。
一番の問題はやっぱり「住むところ」ですよね。
日本だと大学のある街には「学生用のアパート」があって、大学の学生課なんかで斡旋してくれるものだけど、ブラジルではなかなか難しい。
一番経済的なのは、やっぱり大学の寮(大学住居)。
でも、学生数に比べて部屋数が絶対的に少ない。
入居には所得の制限などもあり、それはまあ、あたりまえのことなのですが、普通の家庭の学生が入居するのはちょっと難しい。
普通の家庭の学生がよく利用するのが「República へプブリカ」と呼ばれる共同住居。
部屋数の多いアパートや住宅を何人かの学生で借りて、共同生活をします。
その住宅の持ち主さんが経営する場合もあります。
いわゆる「共同下宿」みたいな感じ?
住宅の持ち主さんが経営する場合には問題ないのですが、学生が自分たちで借りようという場合は、保証人のことなどが結構大変みたいです。
住宅が「República へプブリカ」として使われるのが嫌がる持ち主さんも多いみたいだし。
多くのばあい、一度「República へプブリカ」として借り上げると、そのまま学生が入れ替わりして続く場合が多いそうですが。
娘の友達もこの「República へプブリカ」に入っている子がたくさんいます。
でもね、総じて家賃が高いブラジリア。
3部屋ぐらいのアパートを借り上げて、そこに5人とか6人とかで住んでも、そこそこのお家賃。
人と一緒に暮らすのが苦手な子にはつらそうですよね。
部屋数のある住宅の一部屋を、一人の学生に貸し出す場合もあります。
日本でいうところの「下宿」。
「República へプブリカ」よりは気楽。
大家さんである住宅の持ち主さんとうまく折り合っていければ、一人暮らしよりも安心だし良いと思います。
反面、一度問題が起こるとこじれるケースもあるそうです。
運よく学生が借りられる程度のアパートが借りられたら、ラッキー。
ブラジルでいうところのキチネッチ、日本で言ったら1DK。
娘のアパートはこのタイプです。
お値段は確かに「República へプブリカ」よりは割高ですが、プライバシーと気楽さが守れるのは良いです。
ただ、アパートの場所などをよくよく調べないと、危険がある場合も。
こういうアパートを見つけるのはすごく大変。
今はネットが発達しているので、あらかじめ下調べしてから見つけに行けますが、やはり実際に見るとネット画面では見られなかった難点が見つかる場合も。
周囲の環境もあるしね。
何日かかけてゆっくり見つけるのが一番いいのですが…
娘の場合は、一日で見つけなくてはならなかったので大変でした。
最後には良いところが見つかったのでよかったのですが…
それでも、その後、毎年のように家賃が値上がりし、保障人費用もばかにならないしで、結局住んでいたコンドミニオ内で良い売り物件があったので購入してしまいました。
ブラジリアは市内(パイロットプラン内)に、娘の住んでいるような1DKのアパートのコンドミニオがほとんどないので、ここの物件が買えたのは幸いでした。
同じときに入学した友達の中には、最初から買い取りを前提としてアパートを探していて、結局ここのコンドミニオ内の一部屋を購入した人もいたそうです。
というわけで、ブラジルで「家から離れた大学に行く学生の住宅事情」なかなか大変です。
なにより、ブラジル人のお子さんの場合、家族から離れて暮らすというのがネックになっている子も。
仲良し家族が多いですから。
テレビのニュースで見た女の子は、ベッドで横になって見上げた位置に、こう書いた紙が張り付けてありました。
「SEJA FORT!!」(強くあれ!!)
おもわず、ほろりとしてしまいました。
テレビのニュースで、「家から離れた場所にある大学に行く学生のために」という特集をやっていました。
一番の問題はやっぱり「住むところ」ですよね。
日本だと大学のある街には「学生用のアパート」があって、大学の学生課なんかで斡旋してくれるものだけど、ブラジルではなかなか難しい。
一番経済的なのは、やっぱり大学の寮(大学住居)。
でも、学生数に比べて部屋数が絶対的に少ない。
入居には所得の制限などもあり、それはまあ、あたりまえのことなのですが、普通の家庭の学生が入居するのはちょっと難しい。
普通の家庭の学生がよく利用するのが「República へプブリカ」と呼ばれる共同住居。
部屋数の多いアパートや住宅を何人かの学生で借りて、共同生活をします。
その住宅の持ち主さんが経営する場合もあります。
いわゆる「共同下宿」みたいな感じ?
住宅の持ち主さんが経営する場合には問題ないのですが、学生が自分たちで借りようという場合は、保証人のことなどが結構大変みたいです。
住宅が「República へプブリカ」として使われるのが嫌がる持ち主さんも多いみたいだし。
多くのばあい、一度「República へプブリカ」として借り上げると、そのまま学生が入れ替わりして続く場合が多いそうですが。
娘の友達もこの「República へプブリカ」に入っている子がたくさんいます。
でもね、総じて家賃が高いブラジリア。
3部屋ぐらいのアパートを借り上げて、そこに5人とか6人とかで住んでも、そこそこのお家賃。
人と一緒に暮らすのが苦手な子にはつらそうですよね。
部屋数のある住宅の一部屋を、一人の学生に貸し出す場合もあります。
日本でいうところの「下宿」。
「República へプブリカ」よりは気楽。
大家さんである住宅の持ち主さんとうまく折り合っていければ、一人暮らしよりも安心だし良いと思います。
反面、一度問題が起こるとこじれるケースもあるそうです。
運よく学生が借りられる程度のアパートが借りられたら、ラッキー。
ブラジルでいうところのキチネッチ、日本で言ったら1DK。
娘のアパートはこのタイプです。
お値段は確かに「República へプブリカ」よりは割高ですが、プライバシーと気楽さが守れるのは良いです。
ただ、アパートの場所などをよくよく調べないと、危険がある場合も。
こういうアパートを見つけるのはすごく大変。
今はネットが発達しているので、あらかじめ下調べしてから見つけに行けますが、やはり実際に見るとネット画面では見られなかった難点が見つかる場合も。
周囲の環境もあるしね。
何日かかけてゆっくり見つけるのが一番いいのですが…
娘の場合は、一日で見つけなくてはならなかったので大変でした。
最後には良いところが見つかったのでよかったのですが…
それでも、その後、毎年のように家賃が値上がりし、保障人費用もばかにならないしで、結局住んでいたコンドミニオ内で良い売り物件があったので購入してしまいました。
ブラジリアは市内(パイロットプラン内)に、娘の住んでいるような1DKのアパートのコンドミニオがほとんどないので、ここの物件が買えたのは幸いでした。
同じときに入学した友達の中には、最初から買い取りを前提としてアパートを探していて、結局ここのコンドミニオ内の一部屋を購入した人もいたそうです。
というわけで、ブラジルで「家から離れた大学に行く学生の住宅事情」なかなか大変です。
なにより、ブラジル人のお子さんの場合、家族から離れて暮らすというのがネックになっている子も。
仲良し家族が多いですから。
テレビのニュースで見た女の子は、ベッドで横になって見上げた位置に、こう書いた紙が張り付けてありました。
「SEJA FORT!!」(強くあれ!!)
おもわず、ほろりとしてしまいました。