今年の乾季

今年のアマゾンの乾季は変だ。

空は毎日どんよりとした重い雲に覆われ、2.3日に一度は雷や大風を伴った嵐になります。
昨年の、ほぼ乾季の間中、3か月間以上雨らしい雨が降らなかったのとは大違い。
おかげで、今年は畑の水やりがとっても楽。
なんて油断して水やりをさぼると、アリが大発生してしまうので気は抜けないんですけどね。

雨が多いせいか、今年のアマゾナスは例年よりも「ケイマーダ（山火事）」が少ないみたい。
例年だと乾季になると漂ってくる、ものの焼けるにおいや立ち込める煙がほとんどありません。
まあ、マナウス周辺限定の話なんですけどね。

それでも今年のアマゾン河（ネグロ河）の水の引き方は昨年より大きいそうで、今のところ一日に20ｃｍ前後の割合で水位が低下していっています。
現在の水位は21.23ｍ。
昨年の同時期の水位がほぼ25ｍちょっとというところとなので、今年の渇水期は昨年よりも水が引くかもしれませんね。

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さて、娘の暮らすブラジリアでは、すでに2か月以上雨が降っていないとか。
テレビ塔から見た公園は…



普段は…



現在は…

こんな感じなんですって。

また、街の周辺では「ケイマーダ」がたくさん発生していて、街の中はこんなに真っ白…



今日は街の南部の高級住宅地にヤマネコが入り込んて捕り物劇があったそうです。
ケイマーダで住処を焼け出されたヤマネコらしいです。
たくさんの動物が住処を失ったり、怪我をしたりしているそうです。

また、ブラジリアに水を供給するダムでは水位が下がっていて、このままの状態が続けば、水道水の供給が制限される可能性も出てきたそうです。

ブラジリアの雨期まではまだあと1か月ぐらい？
雨が待たれますね～。