4月半ば ブラジリアに行ってきました。
久々に娘と会って、ショッピング。
ちょっと離れた郊外のショッピングセンターに行くことにしました。
今年になってサンパウロに引っ越した娘。
車も持って行ってしまったため、この日はバスとメトロを乗り継いで行くことにしました。
娘のアパートからバス通りまで出て、ターミナルまで行くバスに乗り込みます。
土曜日の朝ということで、バスそこそこの混み具合。
お金を払って、カトラッカと呼ばれる回転ゲートを抜けて、どんどん後ろのほうへ。
降り口が後ろのほうなの。
運転が激しいから、ぼんやりしていると転んじゃう。
なのでつかめる場所をぎゅっと握って、足をしっかりと踏ん張って!
それでも、ブラジリアの道路は比較的整備が行き届いているので、マナウスのバスよりはよっぽど穏やかだと思う。
そんな感じで乗っていると、一人の青年に声をかけられました。
「セニョーラ よかったら こちらに座ってください。」
はい?
あ...あたしですか??!!
人生52年間生きていて、初めて席を譲られたんですけど~
えええー そんな、そんなババアに見えますか、私!
あわあわと慌てていると、娘が
「ほら ママ 座らせてもらって!」
はい、それでは...
「どうもありがとう。」
複雑な思いを隠して、笑顔で青年にお礼を言って座らせても偉うことにしました。
今日はまだ朝だから 顔も元気なはずだし、髪もこの間染めたばかりなのに...
まだぶつぶつとつぶやいている母に、娘が「ブラジリアの人はみんな親切だから 女の人には席を譲るんだよ。」と慰めの言葉。
そうですね、そう考えましょう。
ターミナルに着いて 青年に一言お礼を言おうと、声をかけようとしてやめました。
だって...
青年、鼻ほじってたんだもん。
見て見ぬふりをするのも やさしさのうち?!
青年、ありがとね。
その優しい気持ちを ずっと忘れずにね。
複雑な気持ちのペケママは 青年が手を洗ってくれることを祈りながら、娘とメトロの駅に急ぐのでした。
いや、でも、正直 席を譲られることがこれほどショックだったとは...
新鮮な体験でした!
久々に娘と会って、ショッピング。
ちょっと離れた郊外のショッピングセンターに行くことにしました。
今年になってサンパウロに引っ越した娘。
車も持って行ってしまったため、この日はバスとメトロを乗り継いで行くことにしました。
娘のアパートからバス通りまで出て、ターミナルまで行くバスに乗り込みます。
土曜日の朝ということで、バスそこそこの混み具合。
お金を払って、カトラッカと呼ばれる回転ゲートを抜けて、どんどん後ろのほうへ。
降り口が後ろのほうなの。
運転が激しいから、ぼんやりしていると転んじゃう。
なのでつかめる場所をぎゅっと握って、足をしっかりと踏ん張って!
それでも、ブラジリアの道路は比較的整備が行き届いているので、マナウスのバスよりはよっぽど穏やかだと思う。
そんな感じで乗っていると、一人の青年に声をかけられました。
「セニョーラ よかったら こちらに座ってください。」
はい?
あ...あたしですか??!!
人生52年間生きていて、初めて席を譲られたんですけど~
えええー そんな、そんなババアに見えますか、私!
あわあわと慌てていると、娘が
「ほら ママ 座らせてもらって!」
はい、それでは...
「どうもありがとう。」
複雑な思いを隠して、笑顔で青年にお礼を言って座らせても偉うことにしました。
今日はまだ朝だから 顔も元気なはずだし、髪もこの間染めたばかりなのに...
まだぶつぶつとつぶやいている母に、娘が「ブラジリアの人はみんな親切だから 女の人には席を譲るんだよ。」と慰めの言葉。
そうですね、そう考えましょう。
ターミナルに着いて 青年に一言お礼を言おうと、声をかけようとしてやめました。
だって...
青年、鼻ほじってたんだもん。
見て見ぬふりをするのも やさしさのうち?!
青年、ありがとね。
その優しい気持ちを ずっと忘れずにね。
複雑な気持ちのペケママは 青年が手を洗ってくれることを祈りながら、娘とメトロの駅に急ぐのでした。
いや、でも、正直 席を譲られることがこれほどショックだったとは...
新鮮な体験でした!