アマゾン河(ネグロ河)この週末水位が上昇して、とうとう30mを記録しました。
119年前から記録を取り出して以来の最高水位です。
専門家の意見では、この後はそれほど上昇することなく このままの水位を一定期間保った後、下がっていくのではないかということです。
それでも生活をしていく人たちにとっては大変です。
家の中にまで水が入ってきてしまった人たちは、冷蔵庫や洗濯機などの電化製品をとにかく高いところにあげて被害を防ぎます。
ベッドマットなどは天井にくくりつけ、高い位置に張ったハンモックで寝ている家庭も多いとか。
少し余裕のある家庭では、床板を少し高めに張り直して、少しでも生活ができるようにしているそうです。
家が完全に住めない状態になってしまった人たちは、とにかく必要なものをもって近所の家に避難しているのだとか。
そういえば日本のような避難所は今回開設されていないのか見て見たのですが、マナウス市内に限っては見つけることができませんでした。
普通だったら 学校や教会の施設内に開設されるはずなのですが。
周辺の自治体では、農村部を中心に 開設されているところがあるそうです。
マナウスからネグロ河を挟んで対岸にあるcareiro da várzeaという町には「Balsa」と呼ばれる、
通常は車などを積んで川を渡る船が派遣され、その上にテントが張られ避難所となっているそうです。
これならどれだけ水が増えても大丈夫ね!
* * * * *
マナウス市は今回の増水で被害を受けた人たちへの金銭的な援助を始めています。
ただ、登録がうまくできなかったり、お金を受け取るための口座を指定された銀行に持っていない場合があったりして、なかなかスムーズにはいかないようです。
またスーパーマーケットなどで被害を受けた人たちに配る食料品などを集めているコーナーがあるところがあります。
お米やフェジョン(豆)など、日持ちのする食料品を寄付することができます。
* * * * *
幸いにして水害を受けている地域から離れたところに暮らす私たちにとって、今回の大増水は一つのイベントごとのようにとらえがちですが、実際に住む家が亡くなった人たち、生活に必要な家具や電化製品を失ってしまった人たちにとっては本当にひどい「災害」なのだと思います。
それを必ず心に留めておかなくてはなりません。
コロナ禍と水害、二つの災害を被ってしまった人たちが、一日も早く普段の生活を取り戻せるようになるよう祈りたいと思います。
119年前から記録を取り出して以来の最高水位です。
専門家の意見では、この後はそれほど上昇することなく このままの水位を一定期間保った後、下がっていくのではないかということです。
それでも生活をしていく人たちにとっては大変です。
家の中にまで水が入ってきてしまった人たちは、冷蔵庫や洗濯機などの電化製品をとにかく高いところにあげて被害を防ぎます。
ベッドマットなどは天井にくくりつけ、高い位置に張ったハンモックで寝ている家庭も多いとか。
少し余裕のある家庭では、床板を少し高めに張り直して、少しでも生活ができるようにしているそうです。
家が完全に住めない状態になってしまった人たちは、とにかく必要なものをもって近所の家に避難しているのだとか。
そういえば日本のような避難所は今回開設されていないのか見て見たのですが、マナウス市内に限っては見つけることができませんでした。
普通だったら 学校や教会の施設内に開設されるはずなのですが。
周辺の自治体では、農村部を中心に 開設されているところがあるそうです。
マナウスからネグロ河を挟んで対岸にあるcareiro da várzeaという町には「Balsa」と呼ばれる、
通常は車などを積んで川を渡る船が派遣され、その上にテントが張られ避難所となっているそうです。
これならどれだけ水が増えても大丈夫ね!
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マナウス市は今回の増水で被害を受けた人たちへの金銭的な援助を始めています。
ただ、登録がうまくできなかったり、お金を受け取るための口座を指定された銀行に持っていない場合があったりして、なかなかスムーズにはいかないようです。
またスーパーマーケットなどで被害を受けた人たちに配る食料品などを集めているコーナーがあるところがあります。
お米やフェジョン(豆)など、日持ちのする食料品を寄付することができます。
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幸いにして水害を受けている地域から離れたところに暮らす私たちにとって、今回の大増水は一つのイベントごとのようにとらえがちですが、実際に住む家が亡くなった人たち、生活に必要な家具や電化製品を失ってしまった人たちにとっては本当にひどい「災害」なのだと思います。
それを必ず心に留めておかなくてはなりません。
コロナ禍と水害、二つの災害を被ってしまった人たちが、一日も早く普段の生活を取り戻せるようになるよう祈りたいと思います。