雨が少なくなったかと思ったら、昨日今日とまた降り始まった感のあるマナウスでございます。
ネグロ河の水も先週からまた増えて29,51mとなっております。
時期的にはもう最高水位を記録し、減水が始まっても良い時期なのですが、今年に限っては全く先が読めません。
マナウスもそんな具合ですが、5月末には東北海岸部で異常に雨が多くなり、大変な被害が出ています。
特に歴史的な建物と美しい海岸を有する都市レシフェでは、地滑りにより多くの方が亡くなっています。
レシフェはもともと河が海に流れ込む河口部分に建設された街で、土地が低いうえに地盤ももろい構造になっています。
そこに一晩でほぼ1か月分の半分以上の量の雨が降ったのです。
地盤は雨が流れ落ちるのとともに崩れ落ちました。
今日までにがけ崩れ等に巻き込まれた人も含めて、128名の方たちがお亡くなりになったそうです。
レシフェはマナウスに移る前、夫が仕事の都合で2年ほど住んでいた街です。
私と娘も何度も訪れました。
美しかった街が 一日も早く元の姿に戻ってくれたらと、願っています。