さて、今日は10月12日、聖母アパレシーダの祝日です。
その昔、サンパウロの郊外で漁師の網にかかった黒いマリア像。
その場所にその後教会が建てられました。
Catedral Basílica Santuário Nacional de Nossa Senhora da Conceição Aparecidaという長ーい名前の教会です。
日本語では「バジリカ大聖堂」と呼ばれるそうです。
リオーサンパウロをバスで移動する時、すぐ近くを通るのですがその威容には本当に圧倒されんばかりです。
10月12日、ここに多くの人たちがお祈りに集まります。
聖母アパレシーダは国の「守護神」とも言われ、多くの人たちが心の支えとしています。
この時期が近くなると、聖母アパレシーダに願い事がある人は誓いを立て、誓いの儀礼にのっとったことをします。
お祈りを唱え、聖母アパレシーダの絵をお供えする人もいますし、人によっては長い距離を歩いてバジリカ大聖堂を目指すという人もいます。
個人で目指す人あり...
団体で目指す人あり...
こうした人たちのために、ボランティアで道路沿いには水の補給を手伝う人や、軽食を提供する人たちも現れるそうです。
ただ、バジリカ大聖堂がリオーサンパウロをつなぐ幹線道路沿いにあることもあって、毎年交通事故なども多く起きているそうです。
大聖堂に続く長い歩道
今年も多くの信者たちが、この歩道を通ってお参りに訪れました。