この夏 日本に一時帰国した時に高校時代以来の友人りこぴょんがしみじみ言っていた。
「ペケママがブラジルに行っちゃった当初は文通付き合いだったよね。」
そう、いろんな人に一生懸命に手紙を書いたなあ。
電話がまだバカ高い時代だった。
娘が生まれたころもそうだった。
毎月写真を添えて日本の親に娘の成長を知らせていた。
FAXが各家庭に入るようになっただけでも夢のようだったなあ。
日本の親がうれしくて毎日のようにFAXをよこすので、止めてくれと頼んだぐらいだったわ。
それが 今は??
一昨日りこぴょんから電話をもらって、寝落ちするぐらいまでおしゃべりしていた。
もちろん日本とブラジル昼夜が反対だし、お互いの生活パターンもあるのでかける方はそれなりに気を遣うけどね。
少なくても電話代の心配なんてしなくても済むようになった。
望めば顔を見ながらおしゃべりすることもできる。
まるで同じ町内に住んでいるみたいに。
時代ってすごいなあ。
今の若者に「シンデレラエクスプレス」のお話なんかしてもピンとこないんだろうなあ...
なんてちょっとおセンチになってしまっているペケママ。
今夜は大学時代に運転中によく聞いていた曲を聞いているせいでしょうか。
この曲を聞きながら何度大学のある街と実家を往復したことか。
家庭教師がのアルバイトが終ってから、夜中に片道4時間のドライブ。
今では絶対にできないわ。
まあ、でも、あの頃の私があって、今の私があるわけだからね。
そんなことを考えながら懐かしい曲に合わせて、頭の中で空想ドライブを楽しんでいる。
そうだよ、りこぴょん。
言葉を考えながら文章を綴ったあの時代、夜景を見ながらハンドルを握ったあの時代、あんな時代が今の私たちを作ってくれているんだよね。
そんな時代を一緒にペケママと過ごしてくれた人みんなに感謝をしたいなと思ってしまう夜です。