先日、FBでおもしろい地図を見つけました。
ブラジル 郷土料理MAP!
郷土料理とは言っても、みんなすでに全国区になっているけどね。
でもね、同じ料理でも地方によって微妙に具材が違っていたりするのよ。
ブラジルで最初に住んだ場所がリオデジャネイロの街の中だったペケママにとって「フェジョン」とか「フェジョアーダ」で使われるお豆って「黒豆」。
でも、その後夫の住んだブラジル東北海岸部地方のレシフェとかマナウスを含む北部地方では「フェジョン」というと「茶色豆」が一般的なのだと知りました。
また、リオデジャネイロでも地方からの移住者が多い下町のほうでも「茶色豆」が多く使われると知って驚いたりもしたもんです。
まあ、そんなふうに地方の郷土料理も、これだけ人の交流の激しい現在ではほとんどどこに行っても食べられます。
おもしろかったのはペケママが一時帰国中に動物たちのお世話で来てくれたサンパウロの友人が「アマゾンのアサイは本場だから美味しいに違いない!!」と意気込んで食べたら、あまりおいしくなくてがっかりしたというエピソード。
もちろん食べたお店の味にも問題はあるのでしょうが(アサイは美味しいお店で食べないと本当においしくない!)、あとはその街や地域に根付いた味になっているというのもありますよね。
友人が普段食べていたのは、パウリスタ向けの洗練されたアサイだったとか。
ペケママ家でも昔サンルイスというブラジル北部海岸地域の街に遊びに行った時、この土地の名物の「エビのムケッカ」という煮込み料理を食べたら、その後娘がひどく具合が悪くなったということがありました。
「ムケッカ」自体はリオでもよく食べていたのですが、「本場のムケッカ」は「デンデ油(パームヤシの油)」が多く使われていてかなりお腹に重たいものでした。
私たちが普段リオで食べていた「ムケッカ」はそれほどデンデ油を使っていないものだったのです。
あああ~ そんな話をしていたら、久しぶりにお肉のトロトロの「フェジョアーダ」とか「ハバーダ(オクステールの煮込み)」が食べたくなった~。