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子供は怖い

2024年10月21日 | ブラジル雑記

ブラジルの子供の日、10月12日の夜、パラナ州北部の小さな町でショッキングな事件が起こりました。

町のある動物病院で、こどもの日のイベントのために、ウサギなどの小動物が集められました。

子供たちが小動物と触れ合ってもらおうというイベントです。

イベントが無事に終わったその夜、この動物病院に9歳の男の子が忍び込みました。

夜7時過ぎ、男の子は犬を連れて、塀を乗り越えて動物病院に侵入。

Criança pula muro de hospital veterinário

40分ほどの間に、15匹のウサギを含めた合計23匹の小動物を頭をける、床に打ち付けるなどして殺害しました。

殺害の様子はすべて監視カメラに録画されているそうです。

少年にはそれまで暴力的な様子は見られなかったということです。

ブラジルでは12歳以上の少年は「少年法」で裁かれるそうですが、今回の場合少年が9歳ということもあり、この少年は今後 医療機関でメンタル面のケアを受けていくそうです。

昔、ペケママの身近で、ちょうどこのぐらいの男の子が、子猫をトイレ(というか昔ながらの「便所」)に投げ入れるという事件がありました。

投げ入れられた子猫はもちろん死んでしまいました。

そのことが、まるで昨日のことのように思い起こされました。

子供は「無邪気」だとか「無垢」だとか言われますが、大人が一人一人性格も暮らしも違うように、子供も同じ。

今回事件を起こしたこの少年が、自分のしたことを「ひどいことだ」と認識できる日がくることを願うばかりです。

 

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