毎週 買い出しに行く大型スーパーで「牛のハツ(心臓)」を買います。
グランド犬たちのご飯のためです。
日本みたいにきれいな切り身になっているのではなく、丸ごと「The 心臓」ってやつ。
脂肪つきすぎ!!
冷凍でカチカチになって売っているので、半解凍にして脂肪をこそげ落とします。
この脂肪の量が半端じゃないんです。
このスーパーだと自分で見て買うことができるので、なるべく脂肪少なめな物を買ってくるのですが、家の近所のお肉やスーパーでは店員さんが持ってきてくれるものを買わなくてはならないので、そうそうわがままも言えず。
一応事前に「脂肪少なめで」ってお願いするんですけどね。
きれいに脂肪を落とした1kg強の塊を4つに分けて保存します。
以外にブラジル人は食べないみたいです、心臓。
少し前にレジを担当してくれた若いお兄ちゃんが不思議そうに「心臓」の塊をながめながら、「セニョーラたちはどうやってこれを食べるの?」と尋ねてきました。
まさか「あら、犬用なのよ。」と答えるわけにもいかず、
「脂肪を落として、よおおっく流水で洗ってちや汚れをごしごし落とし、ビッフェ(切り身)にして焼くのよ。おろしニンニク、塩、コショウなんかで味付けすると美味しいわよ。」
「ショハスコみたいなものか~」とお兄ちゃん 感心していました。
そして 今日。
偶然にもレジがあの若いお兄ちゃん。
私も相変わらず「心臓」の塊をレジに置いている。
そのことに気が付いたお兄ちゃん、「セニョーラ、セニョーラ!!」
うれしそうに声をかけてきた。
「ボク やったよ、これでショハスコ!!」
え~??本当にやったんかい??
「ビッフェにするの大変じゃなかった?」と尋ねたら、
「普通の肉より簡単だったよ。」とのこと。
塩と胡椒で味付けしてジュージューと炭火で焼いたら、大まかに取っただけの脂肪もポタポタと落ちていって、カリカリに焼けたんだって。
焼きすぎちゃうか?
こんなんやったかな?
まあ、考えたら「鳥の心臓」は良く食べるよね。
どうして牛の心臓はあんまり食べないんだろうね。
なんにしても 若者に喜んでもらえてよかったよかった。
そんな「スパレジお料理教室 牛ハツ編」でした。
私もワンコエサにするばかりでなく、たまには自分でも食べてみようかな?
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