サンパウロでは、毎週水曜日と土曜日が「フェイジョアーダの日」。
フェイジョアーダとは、黒豆とお肉やホルモン系のものを煮込んだ、ブラジルに昔から伝わる料理です。一説には「奴隷が作り始めた料理」という説も。あまりに栄養価が高いため、一週間のうち、土曜日と水曜日の2回だけ作られるとか。
そんな話を、ブラジルに来た早々に聞きました。
ただ、リオデジャネイロでは、週末土曜日はよくフェイジョアーダは食べられますが、水曜日はあるのかな?っていう感じ。
マナウスでは、黒豆を似たフェジョン自体があまり食されていなかったわ。フェジョンと言えば、茶色のマメでした。
なので、サンパウロに来て、舞種水曜日と土曜日、どこのレストランでも「フェイジョアーダあります!」と書かれてあるのにびっくりするやら、嬉しいやら。
初めのうちは喜んで食べに行っていたのですが、どうしてもどこも量が多い。一人分の量のものを選んでも、結局半分ぐらい残しちゃう。
もったいないお化けが出てきます。
なので、今回自分で作ってみました。
久しぶりだわ。
マナウスでは、フェイジョアーダが食べたくなると、いつも自分で作っていました。
サンパウロの近所のスーパーマーケットには、「フェイジョアーダコーナー」があるので、そこで材料を購入。豚のスペアリブとモモ肉、ソーセージやベーコン。お肉がかなりしっかり塩漬けされていたので、一晩塩抜きしても、まふだ塩辛かったのには困りました。
何度か茹でこぼして、お豆もあとから少し足して、半日煮込んでちょうど良い具合に完成!!
お鍋一杯できちゃった!
付け合わせは、ビナグレッチ(細かく切った野菜を塩コショウ、レモン汁、オリーブオイルでマリネしたもの)、コーベ(ケールの葉のニンニク炒め)、ファロッファ(マンジョッカイモの粉)、ご飯はブロッコリー御飯。
娘も、パートナー君も「おいしい、おいしい」って言って、たくさん食べてくれました。
母は、ほっと一息。
夫がいたら、「おいしい」って食べてくれたかな?それとも「塩辛い1!」ってダメ出しが出たかな?なんて考えながら、おなか一杯食べました。
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