アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

遠くて近かった 娘の南アフリカ旅行7

2019年07月21日 | 旅行

南アフリカと言うと、母はこの小説を思い出す。

山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」。

1985年に起こった 日航機墜落事故を題材とした物語。

主人公の「恩地」は 自身が勤務する「国民航空」から疎まれ、中東テヘラン勤務の後、アフリカのナイロビに配転となる。

そこで知り合った「アフリカの女王」と呼ばれる日本人女性。

彼女はナイロビ近郊に大きなコーヒー園を持つイギリス人男性と結婚し、幸せに暮らしていた。

ところが、夫婦で南アフリカに旅行に出た時に、そこのホテルで「彼女だけ」宿泊を断られる。

「白人でない」というだけの理由で。

このシーンは、今でもこの小説の中でも印象深く残っている一場面です。

山崎さんは持ち前の鋭い筆致で、言葉数少なくも その時の女性とその夫であるイギリス人男性のの心情を生々しく描き出しています。

そう、南アフリカはごく最近まで「白人至上主義」(アパルトヘイト)により、有色人種ー特に黒人は様々な場面において差別的な待遇を受けてきました。

そんな状況を打開したのがノーベル平和賞受賞者でもあるネルソン・マンデラ氏。

彼は若くしてアパルトヘイト反対運動に身を投じ、1964年にケープタウン沖のロベン島に投獄されます。

その後27年間獄中での生活を送り、1990年釈放となり、以降アパルトヘイト撤廃を実現し、大統領としても手腕を発揮してきました。

マンデラ氏が27年間を過ごしてきた「監獄の島 ロベン島」。

娘も行ってきました。

ん?ケープタウンを臨む?

この島は周囲を激しい海流が流れていて、脱出が困難なことから1800年代から伝染病の隔離施設や刑務所の設置された島として知られていました。

1996年に刑務所が閉鎖となり、施設は博物館として残されることとなりました。

1999年には世界遺産として認められ、現在では元ここにとらわれていた人などが ガイドをして生計の一助としているそうです。

 

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遠くて近かった 娘の南アフリカ旅行6

2019年07月20日 | 旅行

アフリカ大陸!

と聞くと、まず私たちの頭に浮かんでくるのは ライオン 象 キリン!!

そう、私は昭和の子供よ。

今回 娘も行ってきました、サファリ。

ケープタウン市街から2時間ぐらいで行けるところにも サファリってあるのね。

もちろん 本当の野生でなくいわゆる「保護区」なんでしょうけどね。

でもね、娘が前の日「テーブルマウンテンに上がれたから、もう雨降ってもいいよー」なんて言っちゃったから、本当にお天気が悪くなっちゃったじゃない!

見てください、象さんの上に広がる黒雲!!

早く帰らないと 雨が降っちゃうわー ってな感じ?

 ライオでン家族?

でも、どうして雄ライオンが一つの群れに2頭いるんだろう?

素朴な疑問を文字にしたら、友人曰く「トランスジェンダーしたライオン!」とか「最近は草食系ライオンが増えてるんじゃない?」とか、いろいろ素晴らしいご意見をいただいたわよ。

真相はどうなんでしょね。

 立派なたてがみだよね~。

でも、この時期 ケープタウン周辺は最低気温が毎日6度とか7度とかみたいなのよ。

象さんとかライオンとか大丈夫なのかね。

風邪ひかないのかねー。

おっ、そんなことしていたら 雨が上がってきた。

 にじが見えた!!

明日はお天気良くなるかね?

     *     *     *     *     *

一方、この時期はサンパウロでも寒気注意報が出ていたんですって。

トトロはホカペ&毛布&パパの愛情 で ポッカポカ

あー 幸せそうだねー。

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遠くて近かった 娘の南アフリカ旅行5

2019年07月19日 | 旅行

毎日 南アフリカ話題だねえ。

ブラジルブログじゃないじゃん、これじゃ!

なんて 自分でも思うけど、南アフリカ こんなに見どころ満載とは思っていなかったので、毎日毎日娘から写真が送られてくるのが とっても楽しみなの。

南アフリカなんて言うのは 申しわけないわね。

ケープタウンだけだもんね、まだ。

南アフリカ まだまだほかの都市もあるしね。

考えたら、きっと 私がブラジルに来た頃 うちの親もこんな風に私からの便りを楽しみにしていてくれたのかな、なんて思っちゃった。

心配したり、楽しみだったりね。

だって、全然 自分たちの知らないところに娘が一人で行くんだものね。

私がブラジルに来た頃は もちろんネットも携帯電話さえなかったし、ようやくFAXが一般家庭でも使われるようになった頃だったわ。

Faxで写真のコピーみたいなものが送れるようになっただけでも 感動したわ。

今は 娘が今やってることをリアルタイムでわかっちゃうし、写真もいられるんだもの。

すごいわよね。

ということで、今日はシティーツアー。

ケープタウンのシティーツアーには こんなバスもあるのよ。

 アマゾンバスみたい

一日券から二日券、いろいろコースもあるみたいですね。

娘は乗ったのか?

写真だけ取ったのか?

そこのところ、確認しなかったなー。

ここは、のんびり歩きに行ったみたい。

 Bo-Kaap

アパルトヘイトの時代、アフリカ各地から連れてこられた奴隷たちの居住区だったそうです。

昔はファベーラのようでしたが、アパルトヘイトが終了すると 住民たちが各戸を鮮やかな色で塗ることにしたのだそうです。

何となく街並みがブラジルではサルバドールのPelourinhoに似ている感じ。

色合いだけかしら?

あちらも 昔は奴隷市場のあった場所だったわよね。

鮮やかな色合いは 人種差別から解放された時の 自由の色なのかしら。

娘はぶらぶらと 街を散策。

本屋さんで南アフリカの作家の本を物色。

その後は 買った本を抱えて カフェで朝ご飯。

朝ごはんというには クロワッサンの大きさに度肝を抜かれるのですが…

一瞬娘のマフラーがぐるぐる巻きになっておいてあるのかと思いました。

心もおなかもすっかり満足したみたいです!

 

 

 

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遠くて近かった 娘の南アフリカ旅行4

2019年07月18日 | 旅行

テーブルマウンテンとは 頂上部が平らになった 台状の山のこと。

南米ではギアナ高地のテーブルマウンテンが有名ですよね。

南アフリカのテーブルマウンテンは、街のすぐ上にそびえたっている感じ。

ここは天気が急変しやすいということで、山が曇り始めたら登頂禁止になることがしばしばだとか。

たしか何年か前に、日本人の方が下山中に行方不明になったこともあったわよね。

こういう場所はやっぱりガイドさんと同行するのが 安心よね。

麓から頂上までケーブルカーが通っているそうだけどね、健脚の人にはトレッキングが楽しい。

もちろん ガイドさん付きでね。

娘も「健脚コース」トレッキングツアーを選択。

予定していた日は 朝から曇り空でがっかりしていたのですが、お昼少し前からお日様が顔をのぞかせ始めました。

娘、俄然張り切って 2.5㎞のトレッキングツアーに参加!!

2.5㎞ 距離としては短そうに思えるけど 山道ですからね。

 何だ坂

 こんな坂

やっほい やっほい と 上っていたら、途中でこんな子に遭遇

 コンニチハ~

ネズミの仲間とのことですが、お名前は?

ようやく登りきると…

そこからは 素晴らしい景色が一望です。

下の方に街が見えるねえ。

娘の宿泊するホステルのある方角かな?

港と家々が見える。

雲が下に見えるねえ。

娘、念願のテーブルマウンテン堪能しました。

...が!!...

次の日は トレッキングの疲れで体中が痛くて 起き上がることができなかったそうです。

 

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遠くて近かった 娘の南アフリカ旅行3

2019年07月17日 | 旅行

「喜望峰」という名前は オランダ人によってつけられた名前だそうです。

この海峡が発見された当初は非常に荒れた海峡であったため、最初は「嵐の岬」と呼ばれていたそうですが、その後ポルトガル国王の命によって「喜望峰」と名前を改めさせられたそうです。

この海峡の発見は ポルトガルのアジア進出の大きなはずみになったということです。

というわけで、前置きはそのぐらいにして...

喜望峰はケープタウンから70㎞ほどのところ。

南に突き出した半島の突端にあります。

こんな看板が立ってるのよ。

近くには アザラシ君たちが群れなして住んでる岩や...

動画で見たけど、泳いでるアザラシ君、かわいいなー

ペンギン君たちのコロニー。

 みんな 仲良し夫婦?

みんなかなり大柄。

娘言うところの...

 野ダチョウ

野生のダチョウ。

でかいね~。

近くには ここのとは別にダチョウの「飼育場」もあったそうです。 

でも、やっぱりこの絶景ですよね。

ここからの景色は、「地球は丸い!」っていうのを実感するって 多くの人が言いますよね。

ま、なんにしても...

お天気が良くて良かったね!

 

 

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遠くて近かった 娘の南アフリカ旅行2

2019年07月16日 | 旅行

今回も娘はバックパック旅行。

宿泊はすべて「ホテル」ではなく「ホステル」。

南アフリカはワインの生産にも適した気候だそうで、最近はブラジルでも南アフリカ産のワインはちょっとしたブームになっています。

娘も今回何ヶ所かワイナリーの見学を計画しています。

そんなワイナリーの中には、宿泊施設を併設しているところも。

「お泊りできる素敵なワイナリーがあるみたいよー」って母は何度も勧めたのですが、娘は興味も示さずでした。

 

で、そんな娘のケープタウンでのお宿は…

こんな感じのリビング&キッチンのある ホステル。

今回、ドイツからのおじさんおばさん団体旅行が一緒だったということで、朝食は賑やか。

ホステルでこれだけ朝食を準備してくれるってのも ありがたいわよね。

お部屋は…

こんな感じの2段ベッド

上の段が娘のスペースだそうです。

ホステルは遊園地やレストラン街を兼ね備えた Victoria&alfred Waterfront という総合施設の近くですって。

到着早々 ビールを楽しみ娘。

さすがペケ家の娘と思うが、寒そうだ。

二杯目はロゼのワインで!

到着早々だから幸せだわー。

さて、明日は喜望峰ツアーですってよ。

 

...その頃 トトロは…

 

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遠くて近かった 娘の南アフリカ旅行1

2019年07月15日 | 旅行

ブラジルでは新しく勤めを始めると、丸1年たってからしか「休暇」というものがもらえません。

ブラジリアでの大使館勤めも丸一年なるかならないかで辞め、現在の職場に移って丸1年半。

ようやく ようやく「休暇」というものを手にした娘。

もう、嬉しくって 嬉しくって、何か月も前から「何しようかな?やっぱり旅行だよね。どこに行こう!」と、楽しみにしていました。

で、悩みに悩んで選んだ旅行先が...

南アフリカ!!

なぜ?

デンマーク留学時代に訪れることができなかった、ヨーロッパの他の町っていうオプションもあるじゃない?

南米大陸だって、ほとんど歩っていないあなた なぜいきなりアフリカに飛ぶ??

はてなマークで頭の中がいっぱいの父と母を残して、リュック一つを背中に 娘は旅立つ。

これが 今回の旅行の荷物のすべて。

Simple is ベスト!!ですな。

夕暮れのガリューリョス空港でアンゴラ航空に乗り込み、約6時間の飛行。

アンゴラの首都ルアンダに到着。

ここで飛行機を乗り換えて、目指すは目的地ケープタウン!!!

飛行機の中では 短期留学に行くブラジル人の女の子と友達になったりしてね。

一人旅をしても一人にならない娘。

そんなこんなで 無事にケープタウン到着。

さて、ケープタウン どんな街かしら?

楽しみね!

ちなみにトトロは…

すっかりやさぐれております!

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こどもの城

2019年07月14日 | 人間

友人Mにゃ姐さん、いたずら盛りの息子を連れて 日本に里帰り中です。

いくつになっても立派な「やんちゃ盛り」のMにゃ姐さんも、本物の「やんちゃ坊主」にはかなわない!

 いとこ君と一緒に

これだもん!

何か「日本の子供の夏休み!!」を地で行ってる感じ。

いいねー。

ほれぼれしちゃう!

でもね、雨が降ったら エネルギー持て余しちゃう。

そんな時、姐さんが見つけたのが「こどもの城」なる施設。

ここは市営の施設で入場無料。

広い敷地の中に体育館のような広い空間が広がっています。

そこで子供たちは自由に跳ね回り、駆け回ります。

要所要所には職員さんが配置されていますが、基本は「子供が「こども」であること」。

喧嘩などが起きても、子供たちで解決できるようにまずは大人は「見守る」そうです。

こんな時には 職員さんも参加。

一番下に職員さんがいるんですって。

危険がないように目配りをします。

なんといっても、これ!

 ですから。

ほんと、その通りよ。

でも、文字として表現すると すごいよなー。

跳び箱なんかも 器具を設置しておいて...

 自分で跳ぶ!

普通の学校だったら「安全面で問題が...」となるところだろうねー。

この施設ができて どのくらいか聞いてはないのだけれど、閉鎖されていないっていうことは 今まで大きな事故がなかったということなのでしょう。

これからも、こうあって欲しいですね。

もう一つ、この施設中に前出したような「格言」(?)が掲示してあるの。

姐さんがいくつか送ってくれたんだけど、その中でも私の気に入ったもの。

 これ 名言!

できるかできないかは別として、毎日心がけておきたいわね。

姐さん 「やんちゃ坊主」に負けずに、残り少ない日本生活楽しんできてね。

 

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トトロと一緒にお留守番ー夫のSP暮らし2-

2019年07月13日 | 旅行

金曜日の夜は 娘お気に入りの 

 Sala São Paulo

お父さんを連れていきたくて あらかじめチケットを買っていたんだって。

この日の出し物は バッハ。

 チェンバロもあって 娘興奮!

こじんまりとしたホールだけど、天井が高くて開放感があるねえ。

でも、音響はどうなんでしょね。

反響板も見当たらないし。

聴いてみないと わからないねえ。

日本から帰ってきて以来、風邪が抜けきらない夫、コンサート中にくしゃみや咳をしちゃうんじゃないかしらと心配だったんだけど…

夫は十分にコンサートを楽しんだようです。

その代り 昼間みっちり仕事をしていた娘は こっくりこっくり。

お気に入りの音楽を聴きながら 気持ちよく眠ってたみたい。

コンサート前に 併設しているカフェで コーヒーも頂いていたのにね。

お気に入りの場所にお父さんを案内することができて、娘は満足だったみたい。

素敵な時間を過ごせたコンサートだったようです。

 

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トトロと一緒にお留守番ー夫のSP暮らし1-

2019年07月12日 | 旅行

さて、夫がサンパウロに着いたのは 飛行機が少し遅れて 午後8時過ぎ。

娘が車でお迎えに行ったそうですが、なんといっても平日の夜。

空港周辺は大混雑。

会えるまでに 一苦労だったそうで、結局 娘のアパートに着いたのは、午後9時を回っていました。

それから 一緒にお夕食。

母だったら 絶対に「つかれたー」とか言って、すぐに寝ちゃうところでしょうが、この二人はそこのところが母とは違う。

夜も遅いというのに...

寿司!

この日は 娘のアパートの近くにある 

 TANUKI SUSHI

いただいたのは

 ちらし寿司と...

ん?奥がよく見えないって?

 

お刺身のセット?

アンショーバ(スズキ)かしら?

焼き魚までついて、これでもかってぐらいに お魚づくしよね。

この日は 娘のおごりだったそうで...

 夫 感無量!

そんな「お留守番旅行」おいしい最初の夜でした!

 

 

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